異常感覚:左頭部のふゎーっとした感じと左上肢の締め付け感

エネルギー治療

今日も、とても不思議な主訴の女性がいらっしゃいました。

症例:40歳代、女性

主訴:左頭部のふゎーっとした感じと左上肢の締め付け感(異常感覚)

現病歴:この方は、20年以上、美容関係の会社の経営をしていて、全国数カ所を飛び回っているようなお仕事をされておられる女性です。最近は、上記の主訴のために飛行機に乗ることができなくなったそうです。

2年前(2015年)に最初の発作が起こりました。その時は、父親の介護で忙しくしていた時に、左の顔から左頭部に、ふわーっとした感じがあり、左上肢全体に締め付けるような異常な感覚を感じたそうです。その異常な感覚は3日間ほど継続して自然に消えて行きました。

そのため、東京女子医科大学で、内科的に全身を精査して脳外科でも頚椎、頭部などのCTやMRIを検査したそうですが全く異常を見出せなかったそうです。その頃は、鍼灸院にも通ったりしていたそうですが、そんなことをしても治るはずはないだろうと言われて傷ついたとのことでした。更年期のホルモンバランスが崩れているためだろうと薬を処方されたそうですがお断りしたそうです。次に、同様の発作が起こったのは、昨年、2016年夏で、実父が死亡して2ヶ月くらいして、ひと段落ついた頃だったそうです。今度は、東京大学病院を受診して、婦人科的なものも含めて徹底的に調べていただいたとのことですがやはり異常を認めませんでした。この時には鍼灸治療については理解をしていただいたそうですが、やはり診断は、はっきりしません。しかし、発作は3日間で治りました。

今回は、昨日からまた同様の発作が起こったので、今回は実家のある私のところを初診されました。3日前に、13年間一緒に暮らしていたペットの犬(チワワ)が死亡して、本日は荼毘に付してきたところでした。

こんな発作が3回も起こっているので、父親のように脳梗塞を起こしてしまうのではないかという恐怖心があると言われました。

 

家族:○年前に実母が乳がんで死亡。その時の経験から、抗がん剤や様々な薬剤の副作用の恐ろしさを知りましたと言われました。
実父は、昨年○月に死亡。

夫とは、結婚して3年後に離婚。 子供は、一人(20歳代、女性)おられ、東京で同居されています。
兄弟姉妹:なし。

さて、本日も私の外来当番ではない時に、外来から急遽診察依頼がきました。主訴があまりに奇妙ですので、ああ、やはり私の出番なのだろうなと思いながら診察に外来へ向かいました。
毎日毎日、西洋医学的に説明も診断もつかない方がお一人はやってきます。とても不思議です。

本患者さんについても、まさに西洋医学的には全く説明のつかない症状が出現し、医師も説明に困ると、その人の年齢に合わせた適当な診断名をつけざるを得ず、その診断名に合わせて適当な薬を処方します。しかし、今回もそうであるようにそのようにして処方された薬は飲まない方も多くなりました。ご自身の母を乳がんで亡くし、その闘病生活の中で薬剤の副作用の怖さを目の当たりにして思うところがあったそうです。
私も同感ですと申し上げました。

では何が原因なのでしょうか?
今回の場合には、それぞれに心にストレスがかかっているようでした、親族の介護や死亡、ペットの死亡などがそうです。魂と心に歪みが生じたために、身体にメッセージを送り、顕在意識に気づかせようとしているのだと思います。同じ症状を出して気づかせようとしています。今回は、異常感覚が左側の頭部や上肢に起こりましたが、腰痛や関節痛が起こることもあるのだと思います。あるいは、ふらつきだったり説明のつかない体の不調であるかもしれません。

私は、彼女に、

『魂と心に生じたエネルギーの歪みを私が取ることができます。今から10分くらいでそれができるのですがやってみませんか。』

と説明いたしました。承知されましたので、早速、例の部屋(頭痛治療室)に移動して私のエネルギー治療のやり方についてご説明してから早速 “愛の手療法” を開始しました。

強い感性を左頭部から左頚部・左肩・左上肢そして、心臓に感じました。
そして、神経がイライラした感じがありましたので、

『最近、睡眠不足ではありませんか?』

とお尋ねしますと

「はい、最近寝つきが悪く睡眠不足になっています。」

とおっしゃいました。

10分くらい私の手からエネルギーを送り、滞ったエネルギーを除去し新しいエネルギーに置き換えて行きました。
1回目のセッションが終了した時、頭の異常感覚がまず消失しました。

そこで、2回目のセッションをやはり10分くらい実施したところ、今度は異常感覚が完全に消失するのを私の手が感じ取りましたので、

『今度は、消えたでしょう。』

と、お尋ねしますと

「はい、完全に頭も左腕も軽く、すっきりとしました!」

と言われましたので、治療を終了しました。

実は、途中で何度か私の院内ピッチが鳴りまして、会議やら患者さんのことやらを言ってきたのですが、その度に今は処理できないので後にしてもらいました。
そのことを、患者さんが気にされましたので、

『今は、あなたの治療を完全に行うことが何よりも大切です。院内の患者さんについては後からでも処理できますし、会議につても後から何とでもなります。しかし、貴方は今しかありません。ですから、貴方の優先順位が1番なのです。全く気にする必要はありませんからね。』

こうして、この患者さんの1時間余りにわたる問診・診察・治療が終了いたしました。

「今日は、この病院で先生にお会いできて、大変良かったと思います。明日は、東京に行かなければならないので、また体調がおかしかったらお願いいたします。」

本当は、1週間後に再診したかったのですが、お忙しい様子でしたので、仕方ありません。

帰って行かれる彼女に、

『貴方の心から体への信号をしっかりと気づきとして受け止めてあげてくださいね。』

とだけ申し上げました。

 

最近、以下の言葉がしっくりと腑に落ちるようになってきました。

エドガー・ケイシーは、人が本当に自分に課した現世での目標に沿って歩き出すと、
それを肯定する7つの兆しが現れる、と述べています。
1.感情面で陽気になり、楽しく感じることが多くなる。
2.他人が自分の恩恵を受けていることに気づく。
3.神が本当に実在する、と頻繁に感じるようになる。
4.自分だけでなく誰もが目的に向かって生きていることがわかり、
 人生上で起きることの意味が理解できるようになる。
5.すべてのタイミングが合ってくる。特に必要なときに必要な資金が得られ、
 必要な人に出会い、ちょうどよい時期に物事が実現する。
6.元気が出る。有意義なことをしているときにはどこからともなく
   エネルギーが湧いてくる気がする。
7.不思議といつも道が開けてくる感じがよくする。
   「人の本質は肉体ではなく不滅の魂で、
    人生はその魂の神性を育てるための修行の場である。
    人は過去世での因果(カルマ)がもたらした条件で現世を生きる

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