魂の法則:第一の法則(進化の法則)ー人間の構成形態ー

スピリチュアル

人間の構成形態

*肉体の物理的進化について話しているので、最初に触れた人間の形状 のテーマに戻りたいのですが。それについて、もっと良く知りたいので す。転生する人間は肉体と魂とで成り立っていて、この魂の部分に一般的 に僕たちが脳の属性だとする、知能や感受性や意識や意志などの全ての 能力があるというのですよね、これであっていますか。
実際にはより複雑なものだ。

*では、それを説明していただけますか。
いいだろう。宇宙の本質と構造について話した時を思い出してもらえ ば、「生命の本質」または「魂の素」は四つの異なる状態に濃縮されて、 霊界・メンタル界・アストラル界・物質界を形成すると言っただろう。 人間という存在もこれらの性質を持っていて、肉体を持って転生した 人は、相互に関与し合う四つの体から成り立っている。振動の低い順か ら、君たちの誰もが知っている肉体、そしてアストラル(エネルギー) 体、メンタル体、霊体となる。肉体以外の体がより精妙なために、複雑 な構造や組織を持たないのだと思ってはならない。

*これらの体の性質は何ですか。
各々の体は、それぞれの遺伝コードを持ち、それに従って構成され、 低級な体はより精妙な体に依存すると言える。つまり、それらは全て緊 密に関連し合っているので、密度の濃い体は、それより精妙な体から独 立して存在することはできない。

*お話の意味が分かりません。
物的な肉体は、実を言うと、アストラル体の構造で決定された型やタ イプを基に成り立っているのだ。 そしてアストラル体は、メンタル体を構成した型が基になっており、 メンタル体は、霊体が示した型に基づいている。 メンタル体は、霊体とアストラル体を橋渡しするもので、アストラル 体は、肉体と上位の二体とを繋ぐものだ。 死が訪れる際に起こることは実際には、この四体のうちの一つである 肉体が残りのものから最終的に分離することで、活力の供給を失うので、腐敗するのだ。しかしながら魂の存在は、より精妙な三つの体を維持し たまま生き続けるのだ。

*アストラル体とは何ですか。
アストラル体は、外見は人間の身体に似ているが、光り輝いていて半 透明である。実際には、太陽からの高周波の光で活性化されたヘリウ ム・アルゴン・キセノン・クリプトンという四つの希ガスを組み合わせ た、ガスエネルギーの流動体で構成されている。 転生した人間のアストラル体は、肉体の上に被さっており、肉体と密 接に結びついているので、体組織の細胞の一つ一つに浸透し、必要な生 命エネルギーを供給する。これらのガスの役目は、肉体が直接吸収でき ない生命エネルギーの物理的な担い手となることだ。つまり、ガスの微 粒子は、太陽の生命エネルギーを取り込み波動を高めて、その後で振動 数を弱めながら肉体に伝達するのだ。 受精したばかりの卵子に魂が結びつくと、そのアストラル体が、受精 卵から成人に至るまでの肉体の発達と形成の原型となり、転生する魂そ のものの遺伝因子の一部が受精卵に授与される場合すらある。

*僕は遺伝的な寄与は100%が両親からであって、それぞれの親から 50%ずつだと思っていましたが。
両親から継承されるのは遺伝要素の90%で、肉体に宿る魂は、アスト ラル体の遺伝的な構造を通して残りの10%を寄与する。 具現する魂は、毎回、自己のアストラル体に施した修正の一部を物理 的な肉体に組み入れるので、これが種の進化を引き起こす主な仕掛けと なるのだ。アストラル体で改変されたものは、同時に、魂の進化に伴っ てメンタル体と霊体で修正されたものが反映したものでもあるのだ。

*アストラル体の構造と、それがどのように物理的な肉体と結びつくの かもう少し説明していただけますか。
良かろう。アストラル体は7つの層から構成されていて、その各々が 異なる周波域で振動しているので個別の色と関連づけられ、肉体のそれ ぞれの機能と関係している。 アストラル体の構造は、身体に生命エネルギーを正しく供給する電気 系綱に似ており、無数のケーブルや電線(東洋ではナディスと呼ばれ る)で構成されている。これらは、特定箇所で経脈と呼ばれる電線の束 にまとまって、ここを大きなエネルギーの流れが通過する。エネルギー の入り口となる主要な中枢は、東洋医学ではチャクラと呼ばれるが、そ れらは七つで、脊髄に沿って存在している。中核となるチャクラは、胸骨の奥の太陽神経叢にあるもので、エネルギーを受取し、残りの六つの主要チャクラに分配する機能を持つ。チャクラの各々は、アストラル体の各層と身体との繋ぎ目に当たるのだ。ア ストラル体の構成や、各層がチャクラや器官とどのように対応するかを より詳しく知るためには、Atzlán グループの『El hombre, célula cósmica』(英訳・邦訳なし)を推薦しよう。

*アストラル体は、輝いていて半透明であるとのことですが、それなら 見ることができますか。
適切な訓練をすれば、肉体からはみ出ている通常オーラという名称で 知られる、アストラル体のエネルギーを見ることができるようになる。 中には自然にこの能力が発達した人もいる。 人が肉体から分離している時にその全体像を見ることができ、見かけ は本当に人間のようだが半透明で輝いている。通常、誰かが亡くなった ばかりの親しい人を目撃したという場合に見られるのは、これなのだ。 また、特定の器材を使えば、その振幅を察知したり測ったりできる。 このテーマをもっと広く扱うには、大気物理学者でNASAの調査員と して働いたバーバラ・アン ブレナン(Barbara Ann Brennan)の著書を 読むことを薦めたい。彼女は、君たちの世界でアストラル体が存在する ことを、科学的に証明しようと始めた研究者の一人だ。彼女はそれをヒ ューマン・エネルギー・フィールド(HEF)と呼んだ。

*オーラの色でその人の進化段階が分かるというのは本当ですか。
本当だ。進化している者は、大きく輝くオーラを持つ。 「愛の法則」に反して行動している者のオーラは汚い。つまり、色が 不透明だったり濁っていて、それぞれの色が黒と混ざったようなのだ。 情緒的に落ち込んでいたり病気の場合もオーラの輝きは減少する。

*メンタル体と霊体とは何ですか。
君たちが混乱してしまうので、これらの体の形状については詳しく話 さないでおく。 重要なのは、メンタル体が思考の拠点であり、その一方で、霊体は意識や意志や感情の拠点であるということだ。 後ほど、感情の発達や、思考と感情がどのように関係し合うかについ て深く掘り下げてみよう。これらは霊性進化の過程の鍵となるものだからだ。

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