不思議な体験

今日は、私が「神からのエネルギー」を持ってから起こった不思議な出来事を書いてみます。それは、とある日の私が当直をしている時のことです。

この日は、当院の救急当直でしたので、かなりの数の患者さんが予想されました。

私は、以前あるエネルギーを使える先生から

『昔のことですが、当直の時には救急車来るなと、神にお願いしていました。』

と伺ったことがあったので、私も１度は、やってみようと思っていました。

そこで、この日

「お願いします！救急車、来るな！。」

と、当直室で密かに呟きました。

（本当は、はっきりと声に出して高らかに宣言したのですが。。。）

確かに、１台の救急車も来なかったのです。

もちろん、救急日なので、ウォークイン（歩いてくる）の患者さんは、かなり来られましたが

皆さん軽傷でしたので、睡眠時間は少なかったのですが、幸い重症の方はいなくて患者さんに

とっては幸いでした。（病院の収益は減ったと思いますが。。。）

で、もう１つ不思議なことが起こりました。

患者さんのことですので、個人情報にはなりますが病気ではありませんし問題ないと思います。

その方は、家で飲酒して居間のカーペットの上で横になっていたそうです。

すると何かが右耳の中に入ってきた！

飛び起きたけれど動き回るので痛い。。。

どうしたら良いかわからなかったけれど、とりあえず救急病院に行こうと思い立ち私の病院を

受診されました。

そっと、ペンライトでその耳の中（外耳道）を覗きますと。。。！

居ました、茶色の縞の入った虫です。患者さんもおっしゃっておりましたが多分、これは小さめのゴキブリですね。

通常、外耳道異物でそれが生物の場合は、まず（可哀想ですが）息の根を止めてから取り出すのが原則です。でなければ、取り出すときに６本の足で外耳道をかき回して患者さんは死ぬほどの痛みを与えられることになります。

かなり昔の救急日にも同じような症例に当たりました。その時は、「ハエ」でした。

局所麻酔液やオリーブオイルを外耳道に注入して虫をおとなしくするのですが、この時には、

運悪く救急外来にそれが置いてなかったので、看護師さんに探しに行ってもらいました。

その間にも、虫が動き回るので患者さんは呻いて耳を押さえたり、引っ張ったりしています。

私は、何もすることがなかったので患者さんの背後で、そっとしかし、強い信念を持って心の中で呟いたのです。

『お願いします！虫よ、動くな！』

数秒後です。　患者さんが叫びました。

「あああ。。。虫が動く。。。あああ。。。出てくる。。。

出てくる。。。あっ！　出た！』

何かが、耳から飛び出しました。そして、床を這っていきます。

患者さんが追わえてティッシュで捕まえました！

茶色の小さな、もしかしたら子供のゴキブリでした。

私、

『何もできなくて、すみません。』

患者さんは、

「いえいえ、助かりました。ありがとうございました。」

私、外耳道を見せていただいてから、

『外耳道に傷ができて、少し出血もありますので、明日は、耳鼻科に行ってくださいね。

その際に、見せると耳鼻科の先生もよくわかるでしょうからそのゴキブリの写真をスマホで撮影しておいたらいいでしょう。』

と言うことで、患者さんは、そのお亡くなりになった不運なゴキブリさんの写真を撮影して帰

られたのでした。

こんなんが出てきたのです！
（見たくない人はクリックしちゃダメ！）

虫は、集光性があるのでペンライトで照らすと出てくることもあるとテキストには書いてあったりしますが、実際には、そのくらいでは出てきません。

耳の奥向きに頭を向けているので、虫が方向転換して耳の外へ向かって出てきたのはある意味、奇跡です。　私は、密かに

『天の神々、ありがとうございました。』

そして、ゴキブリさんゴメンネ。。。