頚椎OPLL(後縦靭帯骨化症)術後の夫の頚部痛と甲状腺癌術後の妻の首が締め付けられる不思議な症状

エネルギー治療

OPLL術後頚部痛に苦しむ夫と甲状腺癌術後首が締まる感覚に悩む妻

(ブログに掲載の許可は頂いております)

80歳代前半の夫と70歳代後半の妻が来院されました。

夫の主訴:激しい頚部痛  妻の主訴:首右側が締め付けられて苦しいのと右肩が痛む

お一人ずつご紹介しますが、そのエネルギー治療(愛の手療法)の反応はそれぞれ異なっていたところが興味深いのです。

夫の現病歴:7年前に、首の回転がうまくできなくなり、ある病院の整形外科で頚椎OPLL(後縦靭帯骨化症:厚労省の特定疾患)と診断され手術(後方除圧法)しました。2年間くらいは調子良かったのですがその後、両側の肩から後方の頚部痛がひどくなりました。さらに、3年くらい前からある病院の神経内科でパーキンソン病とも言われて薬を内服するようになりました。

生活歴:以前から、ある組合の組合長さんで信頼も厚く世話好きで頑張っておられるようですが、最近は首が痛いため何もできないようでした。性格は、何でもポジティブな思考でくよくよはしない感じだと奥さんが言われていました。

既往歴:高血圧。2年前に胆石の手術。

妻の現病歴:2年前に、甲状腺癌の手術をしてから頭痛と右側の首が締め付けられるように痛み苦しいと言われます。

既往歴:糖尿病、高血圧、高脂血症。肥満傾向にあり、右半月板損傷で整形外科で関節内に注射をしている。61歳の時に脳動脈瘤の開頭手術を受けている。40歳の時子宮筋腫で、子宮全摘+」卵巣1個摘出。 白内障手術。 以上のため、5種類以上の薬を内服している。

家族歴:上記夫と生活。

子供は、3人娘がおられる。一人は、4年前に離婚され、仕事の人間関係の問題からうつ病となり5年前から治療中。3人のお孫さんがいるが、そのうちのお一人が、白血病のため亡くなられている。次女さんは、夫婦で自営業をされているが、経営が大変とのこと。

こうやって、1つ1つを丁寧に尋ねていますと、1時間半くらいはすぐに時間が経ってしまいました。しかし、私は時間のことなどはほとんど気にせずどんどんと話を深めて訪ねて行きました。一通り尋ね終わってから、夫の方から治療を開始。

体全体をスキャンして、私の両手に強く感性が捉えられる部位を順番にエネルギーを通して行きました。そして、頚部後方から両側の肩にかけては極めて強いビリビリ感が渦巻いているのを捉えました。その感性が消えるまでエネルギーを送り続けます。その間も、生活上の問題点を聞いていきました。そして、感性が完全に消えたところで

『頚部の痛みはどうでしょうか?』 とお尋ねしますと

「半分くらいになりました。」 と言われましたので、

『では、もう一度通しますね。』

さらに、エネルギーを送りました。そして、2度目に

『今度は、いかがでしょうか?』 とお尋ねしますと

「ほとんど、痛みは消えました。」と言われました。

表情もよくなったようです。

「5年以上もあれほど痛みで苦しんだのが、嘘のようです。本当に不思議です。ありがとうございました。」 と、言われたのは妻でした。

 

さて、今度は、妻の番です。

同じように全身をスキャンして感性を探りました。

いろいろと家族歴を伺うにつけ、ご本人の癌もまだ2年しか経っていないことや娘さんのうつ病はお孫さんの白血病による死亡、さらに次女さんの家の経済状態など、極めて精神的なストレスが大きく、さらにはこの方の性格もネガティブ思考で、夫とは随分と異なっておりました。

感性は、思った通り、頭部は視床下部付近の自律神経を中心に結構激しくビリビリと伝わってきますし、心臓付近にも同様の神経系の特徴であるビリビリ感が極めて激しく私の手に突き刺さってくるのを感じました。こういう時には、手をはずそうかと思うくらい”痛み”を感じることもよくあります。実に、ヤバイ状況にあります。
念入りにエネルギーを送りますがなかなか、通りません。

1回目に終了して、お尋ねすると、30%くらいは首の締め付けは取れたが、右肩の痛みが取れていないようだと言われました。

さらに、治療を続けて2回目のお尋ねしますと、首の締め付けは半分くらいになったがやはり右の肩は変わらないと言われました。
その日は、ここで治療を終了といたしました。

『なかなか取れないようですが、後から効果が出てくることもよくありますので、数日経過をみてください。』  と、申し上げました。

その後の経過

それから、1週間してから再度来院していただきました。

夫の方は、3日間はかなり調子が良かったがその後再発とのことですが、妻の方は翌日からはまた同様の首が締まる感じに悩ませれているようです。

さらに、週1回の治療を継続しておりますが、夫の頚部痛は見事に軽快してきました。それに対して、妻の方は、頚部の締め付け感はかなり良くなっていますが、右の肩はまだ改善傾向がないようでした。

このお二人を比較すると、物事に対する考え方や意識の持ち方が、病気の回復にかなり影響を与えていることが明らかになります。
自分が作った病気や症状は、結局のところ自らが治す力を作り出すことによってしか改善の方法はないのだと知らされます。

これからも、しばらくこのお二人のエネルギー治療は継続いたしますので、またご報告できると思います。

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