市販薬乱用頭痛とめまい

エネルギー治療

またまた頭痛です。頭痛は、本当に不思議な症状だと思います。一筋縄ではいかないことが多いのです。西洋医学だけしか知らない医師は、いろいろな頭痛薬を頭痛の種類によって使い分けて使用するしかないのですが、それはあくまで対症療法にすぎません。薬をやめたら当然また頭痛が起こります。では、どうすれば良いのか。。。

70歳代、女性。初診患患。

主訴:頭痛と回転性めまい(headache and vertigo)

現病歴:20歳代からズキズキするような頭痛がよくおっこっていましたが、ここ1年くらい前からは、頭全体が締め付けられるような頭痛が起こるようになり、それに加えて右頭頂部にも痛みが時に起こるようになりました。13年くらい前からは、特別な誘引なくvertigo(回転性のめまい)が起こり10分くらいで軽快するが左を下にすると悪化するとのこと。

不眠が、15年くらい前からあり、ここ1週間くらいは特に悪い。

また頭痛だけでなく、腰、両膝、下腿などが痛いため、市販の鎮痛薬(イブが主)を10年来毎日内服し、時には行きつけの内科で高血圧・脂質異常症の薬と一緒にロキソニンを処方してもらって飲むことも多いという。

最近、胃が悪いので、近医の消化器内科で胃内視鏡をしたが異常なし。

既往歴:50歳のころ仕事中に左前腕の骨折と神経を切断する事故のため現在も左手の運動障害と冷えが強くていつも手袋をしている。

家族歴:特記条項なし。

以上の病歴からさらに、日常生活におけるストレスや精神的ストレスになるような過去のエピソードを探ってみましたが取り立てていうものはありませんでした。

胃が悪くなったのは、市販の鎮痛薬や病院から処方される鎮痛剤による副作用と考えられますし、頭痛の性質が変化してきたのはこう言った薬の乱用によるものが最も疑わしいと思いました。もちろん、他にも詳しく追求すれば何かでてきたかもしれませんが今回は、そこまでの時間がありませんでした。それでも、1時間程度は診察しております。

引き続いて、患者さん及びご家族の希望もあり、またこの日はたまたまMRIが1枠空いておりましたので、MRIを撮影いたしましたが、当然のごとく異常は認めませんでした。

さて、もちろんここでやるべきことはエネルギー治療です。
現在、私が実行しているエネルギー治療は、医療に応用していく中で少しずつ進化させてきました。ここでは、詳しい説明はできないのですが、この辺りはメルマガを発刊準備しておりますので、そちらで説明していきたいと思います。是非、このブログの下の方にあります”メルマガ登録フォーム”をクリックして、ご登録してみてください。発刊準備が整いましたら順次メルマガをお送りいたしますので、楽しみにお待ちください。
そして、この医療応用しているエネルギー治療の呼称を今、熟考中であります。しばらくの間は、”愛の手療法”(amo-mano-terapio<エスペラント語>)と呼びましょう。
また最近では、この患者さんには代替医療(エネルギー治療)は不要だと感じたり、実施しても効かないだろうなと思う患者さんがあるのです。

本患者さんの場合には、診断名は”薬物乱用頭痛”(MOH:Medication Overuse Headache)です。この治療法は、まずは、鎮痛薬をやめることですが、やめると頭痛が起こるので西洋医学的には別の薬でその頭痛を抑えながらその薬も減量していくという方法になりますがそれでも完全に薬を中止することは困難なことも多いのです。しかし、エネルギー治療を応用いたしますと頭痛がピタッと止まった上に、薬も不要になることがよく起こるのです。
今回も、他の患者さんを診察し終わってから落ち着いたところで”愛の手療法”をじっくりと実施いたしました。

頭、心臓、腰に強い感性を認めたため、これらを中心にエネルギーをしっかりと送り、悪い感性を抜き取りました。すると、頭痛は少し軽快いたしましたし腰も少し軽くなったようでした。そこで、2回目を実施すると、直後に頭痛は完全に消失しましたし、歩いてもらうと診察前とは全く異なりスムーズに歩けるとともに腰痛は消え、下腿の痛みも無くなりました。さらに驚いたことに、

「あら、右手(上肢)も痛くて後ろに回せなかったのが回せるようになったわ! あれ、冷たかった左手もなんか暖かくなったようです!」

『それは、素晴らしいですね。』

この日、一緒に来院していた次女さんが横でじっと観察しておられたのですが

「すごく興味深く見せていただきました。」と言われました。

『そうですね、見えないものはすぐには信じられないかもしれませんが、電波、X線検査、磁気によるMRI検査なども見えないですが、信じませんか? 現在の科学で証明されたり実施されているものは理解できます。しかし、現在の科学で証明されてないものもその存在が嘘だと決めつけるのは間違っているのですね。実際に患者さん本人の症状が良くなっていることを経験されておられる事実がありますからね。』

それでは、経過を確認したいのもありますし、効果が3日程度で消失してしまうこともありますので、鎮痛薬は内服しないようにして、1週間後にもう一度来院下さい。』

こうして、この日の診察は終了したのでした。もちろん、薬は一切処方いたしませんでした。
患者さんは大変喜ばれて帰られました。

<グロリオサ Gloriosa>

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