聞き慣れない診断名です。
実は私も初めて見る病態でした。
私の知人のお子さんの手に妙なものができたので皮膚科に連れて行ったら「血管拡張性肉芽腫」と診断されたということでした。
症例:7歳、男児
主訴:左手背の腫瘤
現病歴:
半年くらい前に左手の甲の親指と人差し指の間にいぼのようなものができました。
1ヵ月くらい前に大きくなったような感じがあり、その後1~2回出血。
2日前(2019/5/20)の夕方出血。昨日の朝と学校で出血。痛みも少しある。昨日の朝は赤く隆起をして表面が潰瘍のようになっていて、病院を受診したところ、「血管拡張性肉芽腫」の診断で、その治療は液体窒素プラス副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤と亜鉛華軟膏の塗布と言われたそうです。
とりあえず軟膏を処方してもらい、帰宅されてから、私に相談の連絡が入りました。お母様の心配は、ステロイドを子供に塗り続けることは体に害がないのか教えて欲しいとのことでした。
私は、皮膚に現れる種々の症状は心の状態を反映していることがほとんどなので、本人やご家族が気づいていなくてもストレスやトラウマが隠れている可能性があることを伝えた上で、遠隔エネルギー治療を提案してみました。
と言いますのも、この方のお住まいは私の住んでいるところから100km以上も離れているために通ってくることが非常に困難な状況にあったからです。
遠隔治療するのであれば、毎日でもできます。
ここはひとつ頑張って、毎日エネルギー治療を遠隔で実施してみることになりました。
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ここで、少し疾患の説明をしておきましょう。
[血管拡張性肉芽腫とは]
(引用:http://www.medical-h.net/column/?p=6553)
良性の皮膚の腫瘍です。
体に急にできてくる赤い皮膚の腫瘍で、よく血管のかたまりなどといわれることもあります。あまり大きくはなりません。
直径は5mm~2cmくらいで、色は赤色か暗赤色で、柔らかくて盛り上がっています。基部がくびれていることもあります。
男女ともに発症しますが、子どもや若年者、または妊婦の方にも多いようです。
子どもでは顔に多く、大人では四肢や体幹に多いようです。
急にできてきて大きくなりますが、だいたい2~3週間で大きさは一定になります。痛みやかゆみなどの症状はありませんが、血管のかたまりですので、傷つけると出血しやすく、出血するとなかなか止まりません。
腫瘍の表面にカサブタが付いたり、ジクジクしたりしていることもあります。
悪性の皮膚腫瘍との鑑別が必要なこともあります。
原因としては、細かいキズや感染が引き金となって毛細血管が反応して拡張してきたものです。妊婦に多いことからエストロゲンによる血管の拡張が原因と考えられています。
血管拡張性肉芽腫であれば、自然に治ることはほとんどないので、何らかの治療が必要になります。
治療は小さいものは、電気メスなどで焼いてしまいます。
大きなものは切って取ることになります。
十分に取らないと再発することもあります。
電気メスで焼いたり、切除したりするときは局所麻酔が必要になります。
ごく小さいものであれば液体窒素で患部を凍らせて壊死させ、新たな皮膚が下から再生してきて押し上げることにより、患部をカサブタ状にして治すこともありますが、数回の治療が必要になることもありますので、専門の医師にご相談ください。
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治療経過
<治療直前>
遠隔エネルギー治療を実施している間、両手がビリビリとした感じがあったと本人が言っておりました。直後には、特に変化はありませんでした。
<翌日(2日目)>
遠隔エネルギー治療の前に撮影しております。
肉芽の部分が少し乾燥してきて、周りの正常な皮膚が土手を作るように盛り上がってきたように見えます。
<5日目>
さらに乾燥が進んで、ひび割れたようになってきました。
<7日目>
明らかに、乾燥がさらに進んで、完全にひび割れて肉芽が分断されたように見えます。
<8日目>
治療前に撮影した画像です。
一部が剥げ落ちたように見えます。
治療中は、足と頭が痛くて、じっとしていられない感じで、ゴロゴロと動いている間に、あとで見ると乾燥した肉芽がぽろっとのいたとのことで、治療後の写真も送っていただいた。
治療後
これには、流石に本人もお母様も、そして私もびっくりでした。
しかも、傷は綺麗で出血もありません。翌日もどうなっていくのか楽しみでした。
<9日目>
治療前に撮影した画像です。
非常に綺麗な皮膚が再生してきております。
なんと遠隔エネルギー治療を開始して、9日目にしてほぼ治癒となりました。
今後は、1週間に1回ずつの遠隔エネルギー治療を実施しながら、創部の状態をみていこうと思います。
また、画像もアップしていきますので、お楽しみに。。。
それにしても、すごい結エネルギーです!
この記事を患者さんのお母さんが読んでいただきました。
そして、少し修正をご希望されましたので、原文のままで、掲載させていただくことにしました(ご許可もいただきましたので)。
先生おはようございます。記事拝見しました。
1箇所だけ修正をお願いできますか。
医師に副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤と亜鉛華軟膏の塗布と言われたという箇所です。
治療は液体窒素とだけ説明されました。説明なくステロイドを塗られていたって
被覆材をはがした際に分かりました。
処方薬も説明なしでした。(塗り薬を出しておくのでとだけ)
このショックも病院(先生)を不審に思って白石先生に相談したくなった理由の1つなのです。
液体窒素はしました。
液体窒素のみの治療で治るって説明でした。
その説明だけで塗り薬出しておくから塗ってね。
1週間後にチェックして良くなってたら治療終わり。大した疾患じゃないよって、お話でした。
ところが、薬局で処方箋を渡したら、ステロイドが出たのでビックリしたんです。
お風呂に入る前に被覆材を剥がしたら、ステロイド剤も処置されていたので
さらにショックを覚えたんです。
なぜ説明なくステロイド処置をするのかって!?
液体窒素治療は1回とは言われていないのですが、同じようなニュアンスでした。
これで治るよ!
って。
でも家で調べたら液体窒素は数回治療が必要だという記事がいくつかあって、1回で治ると書かれたものはなかったです。
そこもまた疑問に思いました。
大したことないです。すぐ治る
これで大丈夫!
1週間後に診ますのでそれまで塗り薬を塗っていてくださいね。
とのことでした。
液体窒素で治った気はしていませんでした。液体窒素の翌日などはまったく同じ状態。
先生の遠隔治療で息子が両手にビリビリと感じていたこと。
翌日から周りの隆起がなくなって改善が見られたこと。
いくつか検索した中には1回の液体窒素では治らないとあったこと。
液体窒素やレーザー治療の問題点を述べたレポートもあったことなど
1回の液体窒素では治らないと感じています。
またプラスで出されたステロイドは使っていないので、病院側が治ると思っている処置をしっかりとはやっていないのも劇的な改善をみせたのはエネルギー治療だと思います。どうしてもどうせ分からないんだ!的に
説明なく、選択権もなく治療をされる医師のエゴには良い感情をもつことができません。医師の言われるままにしなきゃいけないと思い込んでストレスを溜めている人たちのきっかけになれるといいな。。。
私の考察
以上の正確な情報を踏まえて、液体窒素療法では通常は1回で治りにくい疾患であること。
遠隔エネルギー治療も併用したということになるので、純粋にエネルギー治療だけで治ったとは医学的には言い難いと思います。
ただし、患者さんの本人やお母様が感じられていることもまた尊重すべきだと思います。
今後、もし何も西洋医療的に治療していないような患者さんにご縁がありましたら、是非ともまずエネルギー治療のみを実施させていただければ今後の参考になると感じました。
お母様、ご協力ありがとうございます。
さらに約1週間後
治療開始から24日目
最終的なお母様のコメントを頂きました
不思議なエネルギーなどスピリチュアルなことはいろいろと体験があるので先生の遠隔エネルギーも安心してお任せをしていました。
が、あんなに綺麗に治っていくのを間近で見て、嬉しいと同時に本当にびっくりしました。 それも毎回、お電話でお話をしただけで、先生がそばにさえいらっしゃらないのに、エネルギーの実感をいつも電話のすぐ後で教えてくれる息子。 ダイレクトにエネルギーがやってきているって感じました。
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