このお話は、医学博士 白石俊隆メルマガ:第115号 に掲載したものに手を加えた内容になります。
遠隔エネルギー治療を実施する時には必ず、治療を受けられる方の承諾を取った上で、実施前と実施後に電話やLINE、zoomなどでその効果を確認いたします。
ところが、時にそれが通常では不可能と思われるケースにも遭遇いたします。
よくあるのは、患者さんがとても重篤で意識がない状態である場合です。
これまでにも何度かそんな場合がございました。
その場合には、どうするのかと申しますと、その方の写真、生年月日、
実際に現在いる住所などを依頼主の方から入手して遠隔でその方の魂と私の魂が繋がって、
その方にまず、私が遠隔エネルギー治療を実施してもよろしいでしょうかとお尋ねいたします。
「いやいやそんなことができるわけがない」
そう言ったお声が聞こえてきますが、私は、真面目に真剣にそれを行うことができます。
ほとんどの症例で私の治療を拒否されました。
そう言った場合には、1日~数日で確実に亡くなられます。
実施の許可が出た場合には、救命できます。
しかし、その場合、本当に奇跡的に回復する場合と寝たきりの状態ではありますが、
救命はできたという場合にわかれます。
お一人症例を上げます。
もう何年も前ですが、私の知り合いの方の娘さんのご友人の20歳代の女性が、
くも膜下出血で意識も昏睡で脳神経外科的にも手術ができないと言われていました。
その私の知り合いの方から、娘の友人を助けて欲しいと電話がありました。
そこで、娘さんを通じて、その方のできるだけ新しい写真と生年月日、
現在入院している病院住所をLINEで送っていただきました。
そして、そのくも膜下出血の女性と私の魂をつなげて尋ねました。
「遠隔エネルギー治療をさせていただけますか?」
すると、ものすごい形相で
「嫌です!」
というメッセージが返ってきたのです。
そこで、私は治療を断念して魂のつながりを切って帰ってきました。
そして、電話をかけてきた知人に
「申し訳ないのですが彼女は治療を望んでおられません」
と申し上げたのです。
彼女は、その日のうちに亡くなられました。
奇跡的な症例もございます。
それは、以前のこのブログにも掲載してありますが、新型コロナが流行り始めた頃のお話です。
『新型コロナウイルス感染症に対する遠隔エネルギー治療の経験』
⇒ https://www.icerbo.com/cyfons/cf/rkf54
このような世にも不思議な物語もあるのです。
さて、本日のお話は実はここからが本編です。
ある日(2023年11月)のことかつて私の患者さんの身内の方から
知人の女性(41歳)の力になって欲しいと連絡がありました。
私は、すぐにその女性にLINEに繋がっていただき少し詳しいお話をお聞きいたしました。
彼女はこんなふうにお話ししてくださいました。
30歳のときに離婚しました。
私の離婚は両親にとって『とても恥ずかしいこと』であり、祖父母や親戚に数年かくされてきました。
35歳の時、父方の祖母が亡くなりました。
離婚のことを黙っているようにいわれてきたので、その祖母に晩年会うことも、
何も話すこともできませんでした。
祖母の葬儀の日、父方の親族に両親がはじめて私が苗字がもどったと話しました。
会えるチャンスや話したいこともあったのに、後悔が残りました。
今回はさらに遠方に住んでいる母方の祖母が危篤です。
葬儀に参加したいと母に言いましたが難しいようです。
ひとりよがりかもしれませんが、私にとってのたった1人のおばあちゃんです。
しっかり見送りたい。
「たくさんの思い出をありがとう」
と伝えるすべがないのかと思い、今回繋いでいただきました。
最初は、上述の様に私がそのお祖母さんと魂を繋げてお話をして、その女性(お孫さん)の
「ありがとう」をお伝えしようかと考えていたのですが
それでは、まるで霊媒師のようで、私のやることではない様に感じました。
そこで、その知人の女性の住所も私のいる愛媛県松山市とは
1000km近く離れておりますのでオンラインzoomで繋いだ上で催眠状態に入っていただき、
彼女自身の魂とお祖母さんとつながっていただき、直接お話ししていただくことにいたしました。
「いやいや、そんなことができるはずはない。。。」
とまた言われるかもしれませんが、催眠療法の手法として『悲嘆療法』という
亡くなった人と会話する方法がきちんとございます。
ただし、この方法はすでに亡くなられた方の魂とのやりとりですのでまだ
亡くなられていない方とのやりとりで、しかもオンラインzoomで
私はそれを実施したことなどありませんでした。
しかしながらもう、躊躇している時間はない様でしたので
連絡があったその日の夜も遅い時刻(23:00から開始)にそれを実施したのでした。
そのオンラインでの催眠セッションは実にうまくいきました。
その女性はセッションの中で涙を流しながら、本当に久しぶりにお祖母さんとの会話を楽しみました。
そして、とても満足したお気持ちになられてそのセッションを終わられたのです。
その4日後に、お祖母さんは亡くなられたのですがその翌日電話があり
なぜかとても穏やかな気分で亡くなったことを受け止められましたと、その女性は言われました。
さらに亡くなったその翌日の朝にとても不思議なことがあったとご報告もしていただきました。
女性は、離婚後再婚されて3歳の娘さんがおられたのですが
その3歳の娘さんが、朝起きてきて
『おおばあちゃん(この娘さんにとっては曽祖母でこのように呼ばせていた)が夢に出てきた。
プリキュアと一緒にお花畑に出てきたよ。薬飲んだんだって。』
そう言ったのだそうです。
私は、オンラインの催眠療法の最後に
「おばあちゃんはあなたに会いに来るかもしれませんね」
と言ったことを思い出してそれをお伝えいたしました。
「そうですね。私のところに来てくれたのだと思うととても嬉しくなりました。
娘は普段から夢の話なんかしたことも無いのに、とても不思議です」
そう言われて、電話の向こうで嬉しそうに笑っておられました。
人と人との魂のつながりは、必ず存在いたしますし
それは距離とは関係ありません。
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