本日は、頭痛についてのお話です。
患者さんは30歳代の女性で、40km離れた別の市から私のエネルギー治療を受けに月に1回来られている方です。最初は、ひどい頭痛で初診されました。
脳外科では ”頭痛” ありふれた主訴ですがこれ、侮れませんよ!
以前に、
霊と頭痛
というテーマで書かせていただきました。本当に様々な頭痛があるのです。
この方は、慢性的な頭痛があり市販薬を毎日のように使われていました。では、どうしてこんなに薬を使わないと頭痛が起こるようになったのでしょうかこれを聞き出すのに初診の日には1時間くらいお話を伺いました。
実は、この方の職業は”看護師”さんでした。あるクリニックに勤められておられます。4歳のお子さんがおられるシングルマザーで、そのクリニックの医師は非常に癇癪持ちらしく彼女の勤務シフトが、その医師の外来担当の時には特に頭痛がひどくなるそうです。
そして家に帰ってからもお子さんに対してもイライラして、つい感情的に怒ってしまったりということが、繰り返されていたようです。
こういったことを丹念に聞いてあげない限り本当の頭痛の原因なんてわからないのです。
もし、私が短時間で問診を切り上げ、CTやMRI検査だけしたらどうなったでしょう。
CTやMRI検査など正常に決まってます。もし、何か見つかったとしてもおおよそ”頭痛”の原因ではない偶発的な病変、例えば”未破裂脳動脈瘤”とか ”良性の脳腫瘍” などが発見されることはあるかもしれません。まあ、まず何もないです。
もちろん、後日この患者さんも検査はしましたが、異常なしでした。
結局、この女性に対して私は、エネルギー治療を選択したのです。
そして、エネルギー治療についていろいろな説明をしながらさらに、日常生活の様子を訪ねて行きました。
エネルギー治療中にお話する内容についてはまた、別途お話しいたしますね。
の女性についてはこうしてエネルギー治療を月に1回ずつ実施していきました。
根本的には、彼女の頭痛は”薬物乱用性頭痛”あるいは”薬剤誘発性頭痛”と言われるものです。
そして、その原因は理不尽なクリニックの医師にあると私は判断いたしました。本当は、環境を変えることが1番であるとは思います。
そのことは彼女とも話し合いました。
母子家庭として、彼女は収入を確保しなければなりません。
もちろん、就活はしてはいるようですが、なかなか良い条件はなさそうでした。
しかし、エネルギー治療を最初に受けた彼女は体と心が不思議と癒されたと感じたそうです。
そしてその後も月1回のペースで来院するようになりました。
今でも、1時間以上かけて診察と治療をしておりますが。。。現在では、彼女は市販薬を一切内服していません。
その代わりに一般名バルプロ酸、という薬を飲みながら今度は、この薬を減薬しています。
”頭痛” 1つとっても、そこにはドラマがあるのですね。
表面だけの診察ではその人全体をホリスティックに診ることはできません。
その人の魂(スピリット)と触れ合うことがエネルギー治療では可能です。。。
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