前世療法で消えた不登校とその随伴症状:16歳の自閉症スペクトラムと診断されていた男子

不登校

”医学博士 白石俊隆メルマガ 第179号(2025/9/21):不登校という心の闇に光を灯す:前世の記憶が紡ぐ希望の物語” からの引用

「不登校」という言葉を聞いてあなたは何を思い浮かべるでしょうか?

文部科学省の定義では病気や経済的な理由を除き

年間30日以上学校を休むこととされています。

しかし、私はこの定義に深い違和感を覚えずにはいられません。

なぜなら、その背後にある一人ひとりの心の奥底に隠された真実を

この定義は全く捉えきれていないからです。

私自身、これまで数多くの不登校のお子さんと向き合ってきました。

その中で、一貫して見えてくる驚くべき共通点があります。

それは、彼らの抱える問題の多くが

「前世から持ち越されたエネルギー」に深く根ざしているということです。

たとえ発達障害と診断され、集団生活に馴染めない

あるいは学校でいじめに遭った

教師から心ない言葉を浴びせられた

といった具体的なきっかけがあったとしても

それはあくまで魂の記憶と現世が再び結びつくためのトリガーに過ぎないのです。

 

不登校の真実:魂の記憶が呼び起こす身体のSOS

学校生活に何の問題もなかった子がある日突然、朝起き上がれなくなる。

頭痛や吐き気、身体のだるさを訴え、学校に行くことを拒む。

親御さんからすれば、まるで「ずる休み」をしているように映るかもしれません。

しかし、当の本人は真剣に、そして苦しそうに「行きたいのに、行けない」と訴えます。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

それは、無意識の領域で、前世の記憶が再び呼び覚まされ

その負のエネルギーが身体的な症状として現れているからに他なりません。

顕在意識では理解できずとも、魂は過去のトラウマを覚えているのです。

このことを裏付ける、最近の非常に興味深い事例をご紹介しましょう。

16歳の高校生男子

ある高校生の16歳の男子は、中学2年生の頃から学校に行けなくなりました。

きっかけは特に心当たりがなく、本人は学校に行きたいと強く願うものの

毎朝、激しい頭痛と全身のだるさに襲われ、ベッドから起き上がることができません。

ところが、週末や学校のない日には、これらの症状は嘘のように消えてしまいます。

親御さんは心配し、遠方から私のクリニックを訪ねてこられました。

既往歴として、自閉症スペクトラム(ASD)があり

5歳から15歳まで、コンサータを内服しておりましたが、今は辞めています。

小児科の発達障害専門医師に相談しても、カウンセリングなどもしてくれず不信感満載で

それ以来内服も通院も辞めたとのことでした。

 

前世療法が明らかにした、隠された魂の物語

私は彼に催眠療法を施しました。

深い催眠状態に入ると、彼は30歳くらいの男性の姿となり

暗い場所で身動きが取れず、両足の上に何かが重く乗っている、と話しました。

なぜそのような状況にあるのかは分かりませんが、強い胸騒ぎを訴えます。

私はさらに時間を巻き戻し、その状況に至った瞬間を尋ねました。

すると、彼から信じられないような言葉が次々と語られ始めました。

「体が揺れる地面も揺れている

「家の中にいるけど、上から何かが落ちてきて頭に当たった頭が痛い!」

「動けない声も出ない

「暑い炎に包まれている

そして、彼の魂は

地震による家屋の倒壊と、それに続く火災で命を落とした

という前世の記憶を鮮明に再現したのです。

この前世の男性の人生をさらに深く探っていくと、彼は人間関係で多くの苦労を経験し

「人間不信」に陥っていたことが明らかになりました。

そして、私は彼に尋ねました。

「今世で、この前世の記憶と魂が再び結びついたのは、いつでしたか?」

 

前世と現在を結ぶ点:いじめが引き起こした奇跡

彼の答えは、驚くべきものでした。

「中学2年生の時、学校で友達が走ってぶつかってきて。

向こうが前方不注意だったのに、僕のせいだと言いふらされたんです。

それで、人間不信になりました

この瞬間、彼の身体と感情は

前世のトラウマと魂の記憶を完全にシンクロさせたのです。

そして、この目に見えない負のエネルギーが

朝起き上がれないという身体症状として、彼の現世に強く影響を及ぼし始めたのです。

セッションの中で、彼はこの事実に自ら気づきました。

私は、この気づきを起点に、彼が前世から持ち越した負のエネルギーを浄化し

代わりに、新たな人生を前向きに生きるための

ポジティブなエネルギーを心に満たす手助けをしました。

 

劇的な変化が物語る、催眠療法の可能性

さて、ここからがこの物語の最も感動的な部分です。

催眠療法を終えた後、彼はどうなったと思いますか?

翌日、彼は学校に行くための準備をすると言って休みましたが

その翌日には、何事もなかったかのようにすっとベッドから起き上がり

元気に学校へ向かっていったのです。

この劇的な変化を科学的な根拠だけで説明することは非常に困難です。

しかし、魂の記憶が呼び起こした問題を、魂のレベルで癒すというアプローチが

いかに強力であるかを如実に物語っているのではないでしょうか。

もちろん、長期的なフォローアップは必要不可欠です。

しかし、この一例だけでも、不登校問題の根源が

私たちの想像をはるかに超えた深遠な領域に存在することを示しています。

もし、すべての不登校の子どもたちに催眠療法を施すことができたなら

彼らが抱える心の闇にどれほどの光を灯すことができるだろうか。

そう考えると、私の胸は期待で膨らみます。

誰もが前世を覚えているわけではありませんが

催眠療法を通じて、その魂の記憶の断片に触れることができれば

さらなる興味深い事実や解決策が見つかるかもしれません。

不登校という名の心の扉を叩き、その奥に隠された本当の自分自身と向き合う旅は

きっと彼らにとって、新たな人生の始まりとなるはずです。

 

もし、今、あなたが、あるいはあなたの大切な人が不登校という困難に直面しているのなら

その背後にある見えない声に耳を傾けてみませんか?

表面的な問題ではなく、魂の叫びを癒すことで新たな道が開けるかもしれません。

 

本症例は、その後1週間後にも彼と面談しておりますが

何ら問題なく普通に学校に行けるようになっています。

しかも一目みた瞬間に以前とは違った明るい表情ですし

話し方もしっかりして反応もとても早くなっておられました。

お母様や祖父母の方たちも大きな変化を感じてとても喜ばれておられました。

一番不思議に感じているのは本人だろうと思います。

彼もそう言っておられますので。。。

 

私は彼をずっと見守るつもりです。

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