私の勤務する病院の外来に1人の女性が、旦那さんと一緒に初診でこられました。
この日は、再診の人も20名を超えており混んでいました。
しかし、最近の私の外来には必ずと言っていいほど、私でなければ治せないような、不思議な主訴の初診の方がお一人は来られるのでした。
最近、診察室に入って来られた瞬間に私には、わかってしまうのです。
あっ、また来たな。神に連れて来られた患者さんだということが。。。
そして、私の奇妙な質問が始まります。
ですから、最初の方で、「すみませんが、私は変わった質問の仕方をしますが、あなたの症状をきちんと理解し、その原因を探るためにはどうしても必要なので許してくださいね。
例えば、頭部MRIやCT検査を詳しくしても異常がみつからないことがよくあります。その時にその症状を一時的に改善する対症療法的な薬を処方しても決してその症状を根本的に除去することはできません。したがって、すぐに再発します。それでは、意味がないのです。」
と言ってから、問診が始められるのが私の外来の特徴です。
症例:30歳代、女性
主訴:頚部痛
受診の2日前に停車中の車の運転席に乗っていて、後方から軽四に追突されました。
その時には、頚部痛を含めてなんら身体に問題となる症状はありませんでしたが、翌日(昨日)の朝から首を回せないほどの痛みがおこるようになり、特に前後に屈曲伸展するのは非常に困難になりました。そこで、近くの整形外科を受診され頚椎のレントゲン写真を撮り診察を受けましたが、明らかな異常を認めませんでした。
彼女は、不妊治療中でもあり、ホルモン治療中のため、内服薬も湿布薬も処方してもらわなかったということでした。
現在の夫とは、再婚で、前夫との間に子供はいないとのこと。離婚時の揉め事の中で、いろいろ悩むことも多く、「禅」を学ぶ機会を得たようで、他のスピリチュアルなことは、色々と迷いが生じるといやなので手を出さなかったが、今回は、お祓いには行った方がいいかなっと思ったりはしていました。
32歳で、今の夫と結婚。昨年から不妊治療を始めました。
現在、非常勤講師として働いているが、別に、パートの仕事もしています。
何か仕事上のストレスはないですかと聞くと、非常勤講師として働くことが嫌で、非常にストレスを感じているため、辞めたいと思っています、とのこと。
しかし、家を新築する計画が現在すでに進行ており工事ももうすぐ始まるため、お金が必要なためやめると困るかなあと悩んでいました。
パートの仕事の方が、自分には合っていて好きでだそうです。
既往歴:
小さい時から、よく腹痛が起こり、自分では「過敏性大腸」ではないかと思っている。
家族歴については、時間の関係で詳細に聞けなかったが、この段階で、原因は私にはわかりました。
検査として、放射線防護をした上で頭部CTと頚椎CT(3D)を撮影しましたが、straight neck傾向ではあるもののそれ以外には、異常を認めません。
考察・診断・治療
では、ここで、通常の脳外科医ならどうするでしょうか?
西洋医学的には、形態学的な異常は認めない。単に首が痛いだけです。
原因は、追突によるいわゆる「むち打ち症候群」でしょうか?
では、なぜ直後から起こっていないのでしょうか?
そんなことは、よくあることで、やはり事故にあって首をひねった(頚椎捻挫)から当然だと診断するのが普通の西洋医学医師でしょう。
私が上記に記載したようなしつこい質問はまずしないでしょうね。
だって、車に追突されて首が痛くなっただけだと思っているから。
で、鎮痛剤や神経保護剤(ビタミンなど)、胃薬、筋緊張緩和剤、湿布もだすかもしれません。しかし、この方は、不妊治療をしていますので、薬も望んでない。
患者さんは、なんとかしてほしい。
結局、普通の医師なら、じゃあ経過見ましょうかとなりますね。
私は、何をしたのでしょうか?
私は、こういう痛みについても痛くなる心の状態があるのだと感じます。
彼女にとって、首を痛くする必要があったから。
非常勤講師として働きたくないのに、お金のために行かなければなりません。しかし、なにか理由があればそこを辞めることができるのです。辞める理由をこころがさがしてます。
そして、追突事故がおこりました。
やった、ついに理由ができました。潜在意識は体に命令を下します。
首が動かないほど痛くなれ!
彼女の潜在意識は、首に痛みを作りました。これで、仕事に行けなくなる。行かなくてもいい理由ができた。
彼女に、ほんとは仕事に行きたくないんでしょっ、あなたの魂のさけびはそうなのです。だけど、理性はお金のためにがんばらないと。。。と責めます。
これが、頚部痛の原因となりました。
彼女にこのことを説明すると同時に、
私は普通の医師ではないこと、神と繋がっており、宇宙からの高次エネルギーを使った治療をする能力があることなどを説明しました。
そして、許可をいだければ、神のエネルギーをあなたにプレゼントできますと言いました。
少し不思議そうな表情はされましたが、旦那さんもやって見たらどうかと勧めていただきましたので、エネルギー治療 “結” を実施することになりました。
まあ、もう少し詳しい説明はいたしましたが、体に触れるわけでもなく、薬を使うわけでもないため、不妊症の治療をしていても全く問題がありません。
あとはいつもやるように実施するだけです。
ビデオの撮影を許可していただき、ブログに掲載することも承諾していただきました。
以下に、衝撃の結果をお示しいたします。
エネルギー治療 ”結” は3回実施しました。
まず、治療前のやりとりです。画像と音声がペアになってます。
1回目のエネルギー治療 ”結” の直後の画像と音声:30%改善
2回目のエネルギー治療 ”結” の直後の画像と音声:80%改善
3回目のエネルギー治療 ”結” の直後の画像と音声:100%改善(頚部痛消失!)
治療が完了したところで、私は言いました。
『私の所には、神に連れて来られたのだと思いますよ。あなたには私の治療が必要だったのです。それが必然です。そして、事故にあったことさえも遡れば、必然性をもって起こっているのだと感じます。』
すると、旦那さんが言われました。
「以前に、私は先生の外来でお世話になったことがあります。それで、彼女に先生の外来を受診するように勧めました。」と。
私は、その時、思い出しました。
『そうか、どこかで会った気がしていたんです。なるほどね。ということは、あなた(旦那さん)の診察をした時から、今日までのことがすべて繋がっているのですねぇ。不思議な巡り合わせでもあり、不思議な必然、引き寄せですね。』
こうして、完全に頚部痛が消失した患者さんは、素晴らしい笑顔で帰っていかれましたが、1週間後にもう一度、再診していただき痛みが戻ってないかなど教えていただくことにいたしました。彼女の心のなかが魂にそった素直なものにならなければ、きっと痛みは再発するはずです。それが、宇宙の、そして「魂の法則」なのです。
また、ご報告いたしますね。
1週間後に再診しました
さて、1週間経ってからこの患者さんが再診されました。
頚部痛が再発していないか確認するために来ていただいたのです。
痛みは完全に消失したままでした!
患者さんは次のように言われました。
「あれから行きたくないと思っていた職場にも復帰しました。パソコンを1日打っていると首が重くはなりましたが、あの時のような痛みは起こりませんでした。そして、先生の診察を受けて帰って来てから、胸のところがモヤモヤした感じがあったのですが、日にちが経って、私の過去をいろいろと振り返ってみて、先生に言われたことがすべて腑に落ちるよになりました。そしたら、胸のモヤモヤも消失してすっきりとしました。
仕事のこと、家を新築すること、いろいろと考えて来ましたが、まあいいかなって思えるようになりました。なるようになるって。
ありがとうございました。
私も先生のエネルギー治療1回(3セッション)で、痛みが完全に消えてしまったのは確かに不思議でしたが、夫の方がさらに不思議に感じています。」
患者さんの魂を通過して行った神が降ろしてくれたエネルギー”結” は、確実に心に変化を起こしさらに、体に変化を起こし頚部痛は再発しない状態を作ったのだと確信しました。
そして、最後に私が尋ねました。
『嫌な仕事はどうされるのですか?』
「多分、やめると思います。」
『そうですか。過去はあれこれ考え反省しても起こったことは変わりません。しかし、そのことを踏まえて現在を変えることはできますし、未来もあれこれと心配しても、現在することをきちんとしなければなにも変わらない。要は、今この時できることに集中してしっかり実行するしかないのですね。だから、なるようにしかならない、まあいいっか、と言えるようになるのは素敵なことだと思いますよ。』
患者さんは、笑顔で帰られました。
おそらく、もう私の外来には頚部痛では来ないことを確信しました。
よかった!
コメント