退行催眠スタンダードコース受講:前半

スピリチュアル

退行催眠スタンダードコース

萩原優先生の退行催眠スタンダードコース(前半)を受講して参りました。
日程は、2016年10月21日〜23日の3日間です。後半は、11月にあります。

私がなぜ医療催眠を学ぼうと思ったのかは、過去のブログに書いてあります。そして、萩原先生ともお約束しましたので、さらに勉強するために今回は、萩原先生の催眠クリニックであるイーハトーヴクリニック催眠センターにやって参りました。完全な自由診療でクリニックを開業されているので、そのクリニックを見学したい思いもありましたので、一石二鳥です。

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退行催眠とは

前世療法、年齢退行、胎児期退行があります。そのほかに付随して、近未来療法があります。

催眠術と催眠療法は区別されます。催眠術はショーであって、テレビなどで時々見るアレですね。一方、催眠療法は人の心や体の問題解決のために役立てる療法になります。
エネルギー治療を行なっていると肉体・心・魂(霊)の問題に遭遇して参りますので、顕在意識とか潜在意識の問題とも深く関わることになります。催眠状態は、この顕在意識と潜在意識の境界(クリティカルファクター)があいまいとなっている状態です。催眠状態にあるときに潜在意識の中に埋まり込んだ問題を突き止め認識することにより、トラウマを再体験することによってインパクトを受けたエネルギーを消すことができるのです。

このセミナーの前半日程では、前世療法についてのワークを集中して行いました。

細かい部分についてはご説明できませんが、私がクライアント役となって前世を2度みてくることができました。

私の前世1回目

1回目の前世療法の目的は、”現在の自分が、何ら悩むこともなく平和に過ごせている理由”を前世に求めてみたいと思ってクライアント役となりました。

私は、女性であり黒くて長いパンタロンを履き、ざっくりとした毛糸のセーターを着ていた感触があります。私の頭は、茶色でチリチリとしたパーマがかかっているようなイメージで、20歳代だと感じました。顔はよく見えません。名前は、エリーと呼ばれている気がしました。
年代は不明でした。白い壁の家の中に入るとたくさんの椅子が並んでいたように感じました。目の前には黒いマントのような服を纏った大きな背丈の兄が立っていました。顔は暗くてよくわかりませんでした。やがて、場面が変わって、緑がいっぱいの森の奥深くの家にいました。水車が回っているように感じました。そば粉か何かを引いているようでした。そのときにはすでに、杖をついた老婆のようでした。やがて、死の場面に移っていきます。結婚していなかった彼女は静かに臨終を迎えたようです。周りには誰もいませんでした。やがて、魂は体から抜けて上へと登っていきます。下には、自分の亡骸が横たわっているようです。そして中間世へと向かっていくと光の玉が見えました。中間世の魂のそばに行って、言葉をいただくあるいはインスピレーションを受け取りました。
”自然の中に囲まれて平和に一生を送ることができて幸せでした。”
そして、幸せな気分になって催眠から覚めていきました。覚めていく途中に、前世へと行く前のお花畑に戻ってくるのですが、そのお花畑は金色の光が左方向から右方向へとうねるように流れておりとても綺麗で、清々しい気持ちになって解催眠したのです。

これらのストーリー性のあまりない場面がゆっくりの流れて行くように見えました。セラピスト役の方の語りに催眠を誘導されながら進んでいきました。実際は、1時間以上のセッションになります。

2回目の私の前世のお話は、次回にいたします。

お楽しみに。。。

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私の前世2回目

私がクライアント役の前世療法2回目は、次の日の午後に行われました。

今回のセミナー受講生は6名で、うち3名は前回の京都で催眠基礎コースを受講したメンバーで、あとお二人が再受講生の方達です。3チーム少数のセッションとなり、私とペアになった方は、ジャンケンで萩原先生の普段使用されている診察室を使わせていただける幸運に恵まれました。ジャンケンをしたのは私ですが、通常私はジャンケンが弱いのですが、この時ばかりは、天主の必然の計らいからか、1番に勝ったのです。

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私は、この部屋にあるリクライニングシートにゆったりと横たわりました。
今回の私の前世を見る目的は、” 今世で妻と結婚したのはどうしてか” という理由を探ることにいたしました。

セラピストの声に従って催眠の誘導から始まり、催眠深度が深くなっていきます。
やがて、昨日と同様の”お花畑”に誘導されて再び私はそこにやってきました。そこには、たくさんの黄色い花がたくさん咲いております。丈は、わたしの膝くらいです。その場所を十分に味わってから、そこを後にして、前世へと続く階段をおりていく場面へと移っていきます。

私は、緑色の柔らかな階段を1段、1段とゆっくりとおりていきました。そして、下まで降り立った時、周囲を見回すと、ゆっくりと景色が広がっていきました。最初は、緑がたくさんある森だと思っていたのでですが、やがてたくさんの街並みが並び、道路は石畳が遠くまで続いているのが見えました。その画面の奥の方には、大きなお城のような建物が見えたかと思うと私は、全身が甲冑に包まれた中世ヨーロッパの騎士になって立っていました。歳は20歳代でもちろん男性。その時には、甲冑の中であるためか顔が見ませんでした。遠くから私のことを”King”と呼ぶ声がします。

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(http://buzz-press.jp/armor-armor-nurses-legendary-3455.html)
すると場面が流れていき、たくさんの馬に乗った騎士が隊列を作って移動していくのが見えました。私はその先頭に立っているようです。しばらくその画面が動いていきました。

その間、セラピストの方は、私が流れていく場面を楽しんでいるのを静かに見守っています。

やがて、夜が来て、どこかの海辺の城のような場所に落ち着いたようです。頭からかぶっていた甲冑の奥にヒゲを生やした私の顔がなんとなく見えたように思います。静かな夜の眠りについたようでした。

さらに場面が動いていきました。そして、私は屋根から花がたくさん垂れ下がったような白い教会のような建物の前に立っています。やがて、ドアが開いて中から白い長いドレスに包まれた女性が現れて来ました。その女性は私の妻になる女性のように感じました。しばらく眺めているとその女性の顔がいくつもの顔になり変化しているように見えました。その中の1つに妻の顔を見たような気がしました。しかし、やがてその女性は姿を消したかと思うと、透明な棺桶のようなものの中に横たわってレールの上を向こうへと滑っていくように移動していくのです。私は、それについていくように移動していきます。しばらく、その場面を眺めていましたが、セラピストさんの方から場面を変えるますかとお声がありましたので、私は同意しました。

そして、最後に私の臨終の場面へと動いていきました。私は、城の中のベッドの上に甲冑を着たまま横たわっています。その周りには、家来たちが大勢並んで見つめているようです。私は、『跡を頼んだぞ。』と言った内容のことを呟いています。一番の側近が「承知しました。」と答えています。私は、静かに死を迎えました。そして、魂は、上昇していき横たわっている自分の姿を見つめています。特に、後悔もなく満足な気持ちで眺めているようでした。その中間世となっていった私の魂の横に、現世の私が近寄って行って、質問をしました。
その魂は白く輝く玉のような感じがしました。
『白いドレスの女性はなぜ、死んでしまったのですか?』しかし、前世の魂さんは、答えを返してくれませんでした。「まあ、いいではないか。」と言ったように感じました。

最後に、前世の魂さんとエネルギーの交換をしてから、私は、最初にいた”お花畑”に戻って来ました。すると、驚いたことに黄色いたくさんのお花の背丈が私の背の倍以上の高さまで伸びて美しく黄色に輝いていたのです。私は、非常に満たされた気分になっていました。

さらに、セラピストさんに”3~5年の近未来に行って見たいですか?” と尋ねられたので、私は『はい。』と答え、場面が移っていきました。そこでは、私は白衣を着て悠然と自信に満ちて歩いている姿が見えました。
そして、解催眠へと誘導されて、私は現世の自分に戻ってまいりました。

残念ながら、現世の私の妻との出会いを説明する前世の場面には出会えなかったようですが、それらしい女性が出て来ましたので何か意味があったのでしょう。このセッションのあとで、みんなでシェアした時に、セラピストさんがもう少し、その場面を展開していくような質問をクライアントさんの私に投げかけていくのが良かったですねと言われました。

それにしても、大変興味深くこの前世療法を体験しました。このセッションの前に私もセラピスト役で催眠誘導をさせていただいたのですが、相手の個人情報に触れますので、掲載を控えたいと思います。
この経験を生かして、これからも催眠を勉強してしっかりと実践しながら自分の患者さんに役立つよう臨床に生かしていきたいと思った次第です。

コメント

  1. […] いいですよ。3時間ほどかかりますので。。。』 催眠療法については、”退行催眠スタンダードコース受講:前半”に少し書いてありますが、まだ、このコースの後半については書いて […]

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