今日は、医師会の主催で「慢性関節リウマチ」の最新の診断と治療についてご講演を拝聴して
きました。私の専門外ですが既往歴ではよく診ます。
自己免疫疾患で自分の抗体が自分の関節の滑膜を異物と認識して攻撃するようなイメージです
ね。素晴らしい講演だったと思います。
診断技術も治療方法も素晴らしいです。私は、半分も理解できませんでしたが。
でも、治らないんですね。『寛解』するのが精一杯。。。
西洋医学は、診断や治療にその力が注がれます。疾患そのものを他のものから鑑別し見つけ出
し診断確定し治療が始まります。とことん集中攻撃。でも、治癒にはいたりません。
西洋医学では、その原因の追求をあまりしません。で、その病気の原因は何ですか?。。。
『不明』この構図がいかに多いことか。原因がわかれば、病気の予防ができますから発症を防
げる。そして、病気の元が除去できるから治癒させることができます。
よく『病気を診るのではなく人を診なさい。』と言われますがこれ、言われるだけで実行され
てません。ほとんどの医者が病気ばっかり診てませんかね。
薬処方するときにこの病気にはこの薬って出しませんか?
この人にはこの薬って考えてますか?
西洋医学は正に診断と治療の学問だと思います。
もちろん、そこは大切です。そこはきっちりと抑えた上でこの病気を起こしたのはなぜ?
この人がこの病気になったのはなぜ?
エネルギー治療の世界でもよく言いますが病気はその人が作るのだからその人が治ろうとしな
ければ決して治らない。治療するにしても病気という形のないものに薬を使ったり放射線を浴
びせるのではないのですね。その人に、その肉体と心と魂に影響を与えるのです。だから、そ
の人丸ごとを考えなければ病気のことだけを尋ねるのではなくその人の人生に耳を傾けなけれ
ば、「その人の」病気は決して治らないのですね。
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