小児科医の手に負えなかった8ヶ月男児の両側手足発疹を消す

エネルギー治療

西洋医療では、病名がつかない場合もよくあります。その時に医師はどのような対応をするかは、医学部では学ばないように思います。
明らかに急を要する(命に関わる)場合とそうではなさそうな場合でも異なると思います。
急がない場合には、2つの対応が考えられます。

1.何もしないで経過を見る。

2.診断的治療として、薬物を使用する。

どちらにしても本人もしくは、ご家族の承諾が要ります。
しかし、往々にして、医師は有無を言わさず

「では、この薬を出しておきますから様子を見てください。」

と宣い、診察を終えます。

さて、今回はどうなったでしょうか。。。

最初にお断りしておきますが、私はどのような患者さんでもクリニックで診察をお断りしたことはありません。年齢・性別に関わらずです。
専門が違うんじゃないのか?とおっしゃられるかもしれませんが、そもそも私が患者さんを選択して連れてきたのではありませんからね。それに、西洋医療ではなく代替医療といわれる分野ですので、批判される筋合いはありません。

症例:8ヶ月、男児

主訴:両手足の発疹

現病歴:2019年1月のある日、 夜入浴する時に、両足に発疹があり、両手にも同様に少しあったのに母が気がつきました。そして、痒がって足や手をよく擦り合わせると言われます。

翌日、某小児科を受信しました。口の中には発疹はできておらず、「手足口病」ではないと言われましたが、医師からは「何でしょうね?」と言われただけで他に説明もなく、どんな薬なのかの説明もなくリンデロン軟膏を処方されました。
1回塗ったが発疹は変わらないので、看護師である祖母のアドバイスもあり塗るのはやめて様子を見てましたが、どんどん悪化するようで痒みもあるようでかわいそうで、祖母と一緒に私のクリニックに連れてこられました。

母親も1ヶ月くらい前から、似たような発疹が手にできていたが、最近は、よくなってきています。小学校高学年の時にできたものと同じ感じで、ずっとできてなかったそうです。

満期、体重2735gで生まれて、特に問題なし。
2ヶ月前から、離乳食を追加しているが、基本、母乳。

現症:写真を見ていただければよくわかると思います。
私は、小児科医でも皮膚科医でもありませんが、すでにその専門の医師が診察をしており、診断が不明だと言っているのですから、あとは診断がつかなくても治れば問題はありません。私は、常に西洋医療の分野で自分の専門以外の病気においては、その専門医が先に診ていなければまず、そちらを受診するようにアドバイスいたします。私の専門の脳神経外科分野であっても画像診断がなされていなければ、先にするか後にするかはその緊急度により決めますが、必ず画像診断は他の病院でしていただきます。

初診時治療前の画像

<初診時治療前:左手>

<初診時治療前:右手>

<初診時治療前:両足>

この発疹に対して、結エネルギー治療を2セッション実施いたしました。
この子も例外ではなく、病院で白衣の医師をみたら泣くそうですが、白衣姿の私を見ても泣きませんでした。よかった。
手をかざしている私の顔をじっと見つめたりお母さんに抱かれてわりと大人しくしてくれました。

さて、一応その日の夜と翌日に、入浴後にもう一度写真を撮っていただきました。

治療翌日の夜の画像

ほとんどまだ、変化が見られません。
しかし、手や足を擦り合わせて掻く動作をしなくなりました。痒みが取れてきたようでした。

<治療翌日:左手>

<治療翌日:右手>

<治療翌日:左足>

<治療翌日:左足>

<治療翌日:左足>

<治療翌日:右足>

<治療翌日:右足>

<治療翌日:右足>

治療後3日目の画像

なんとなく赤みが減ってきたように思えます。
この日、2回目の結エネルギー治療を実施いたしました。

<治療後3日目:左手>

<治療後3日目:右手>

<治療後3日目:左足>

<治療後3日目:右足>

治療後1週目の画像

明らかに発疹が薄くなってきました。
そして、指のあたりの皮膚が剥離してきました。
この日、3回目の結エネルギー治療を実施いたしました。

<治療後1週目:左手>

<治療後1週目:右手>

<治療後1週目:左足>

<治療後1週目:左足>

<治療後1週目:右足>

<治療後1週目:右足>

治療後2週目の画像

なんと発疹が消えてしまいました。
そして、実は抱っこしてエネルギーを浴びていたお母さんの手の皮疹もきえていたのでした。
最後の4回目の結エネルギー治療を実施して、此れを以て治癒といたしました。

<治療後2週目:左手>

<治療後2週目:右手>

<治療後2週目:両足>

その後の経過

もちろん、きちんと様子を伺っておりますが、治癒から1週間以上経っておりますが今のところ再発は見られておりません。

赤ちゃんにとって、何がストレスになったのかは本人に聞いて見なければわかりませんが、残念ながらまだ我々大人が理解できる言語を話せませんので、わからないのですが、母乳から離乳食になってストレスを感じていたのかもしれませんし、それ以外になにかあったのかもしれませんが、とりあえずはよかったと思います。
もちろん、今回の発疹の経過は、自然経過であり、結エネルギー治療をしなくても治ったのでは無いかといわれるかもしれませんね。

じゃあ、小児科の先生も自然経過を見ればよかったのではないでしょうか。
それに、私が治療した夜には痒みがなくなったのはなぜでしょうか。
そして、私は毎月100回以上、結エネルギー治療を実施しているので、1年間に1000回以上の経験があります。
自然経過では説明のできない症状の変化を何度となく経験してきている医師が、そして、患者さんとそのご家族が満足しているのでしたら、何が問題になるでしょうか。

今回、最初に見た小児科の先生の処方した薬は、たまたま効かなかったのかもしれませんが、その行為自体が私には理解できませんし、非常によろしくないと感じます。
患者さんとご家族に対する愛がないです。
あるいは、薬を処方して稼ごうという意図を疑います。

これからの医療を考えるとき、私は、もっと患者さんに寄り添った医療をお願いしたいと思います。

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