前編からの続き。。。
<中間世(あの世)>
『それでは、今から私が1から5まで数えていきます。5まで数えると魂の向かうべき場所である中間世に到着いたします。必ずつきますので、着いたらそこがどのような場所かを教えてくださいね。』
明るい感じで、もやがかかっているようです。
『そこには、別の魂はいますか?』
透明な卵のようなものが、いくつか見えます。
『弟さんの魂さんもいるかもしれないし、いないかもしれませんね。』
本人じゃないかもしれないのですが、大きくなった弟の魂を感じます。
『では、本当に弟さんかどうか尋ねてみたらどうでしょうかね。そして、あなたが前世で行ったことを謝るもよし、どう思ったのかを聞けるかもしれませんね。
お母様の魂もそこにおられるかもしれませんね。 先ずは、弟さんのように感じる魂さんに声をかけてみて下さい。』
なんか綺麗な顔をしている。弟かどうかわかりません。
『それは、火傷させてしまったからそう思うのですね。でも、それは肉体の問題だからね。魂には肉体はないので、綺麗に見えてもおかしくは無いですね。あなたから距離は近いですか?』
笑ってこっちをみているだけ。。。
本当に。。。ごめんね。。。
『弟さんは、なんて言っていますか?』
キラキラした笑顔です。
『何か言って欲しいのだったら、あなたから尋ねたらいいし、なぜあのようなことをしてしまったのかを説明してもいいでしょう。』
母さんを取られたくなかった。。。。。
憎い訳じゃなかった。。。。ごめんね。。。。
『何か言って下さいましたか?』
笑ってるだけ。。。
(気持ちが高ぶっている様子)
『弟さんの中に入って、弟さんの本当の気持ちをよく理解することもできますが、どうしますか?』
*人格交代のことを言っている(こういうことをすることは、催眠の前に説明してある。)
(頷く)
『では、私が数を3つ数えると、前世であなたの弟さんであった魂さんの中に入って、そして当時の弟さんの気持ちがよーくわかるようになりますからね。』
『1、2、3。。。はい!
さて、今、目の前にお姉ちゃんいるよね。お姉ちゃんは、あなたにお母さんを取られるんじゃ無いかと嫉妬してたみたいだけど、あなたはどう思ってたの?』
(弟さんの中に入った患者さんが、弟さんとして答える)
お姉ちゃんの事大好きだった。
『じゃあ、目の前のお姉ちゃんに、そのことをきちんと伝えてあげてくれる?』
(頷きながら)
お姉ちゃん、大好きだった。。。(涙声で)。。。気にしてないよ。。。
『目の前のお姉ちゃんはどんな顔してる?』
申し訳なさそうにしてる。
『あっそうか、申し訳なさそうにしてるんだね。でも弟さんは、許してあげてるんだよね。
もういいよって言ってあげようか。』
気にしてないよ、大丈夫。。。
『お姉さんの次の来世に向かって元気になるように、励ましてあげないとね。じゃあね、お姉さんの魂さんと、ギューって、ハグしてあげてね。』
(ぬいぐるみを弟さんに渡して)
弟さんになった患者さんは、お姉さん(ぬいぐるみ)をしっかりと抱きしめている。
『お姉ちゃんは、前世を振り返って、孤独でとっても寂しかったと言ってたよ。そして、来世では、笑顔が絶えない、家族が一緒にいる人生、周りにいっぱい人がいる人生がいいと言ってましたよ。でも、弟さんに嫉妬して、熱湯をかけてしまってから、そのことをずっと後悔して辛かったみたいですね。あのことが無ければ、私の人生はどんな人生だったのだろうとずっと気になっていたんだって。
弟さんから見て、あのことが無ければお姉ちゃんの人生はどんな人生になっていたと思う?』
ずっと、優しいお姉さんだったと思う。
『じゃあ。弟さんから、お姉ちゃんに向かって、来世はこんな風にしたらいいって言ってあげたいことある?』
みんなお姉ちゃんの事、好きだから、大丈夫。。。
『お姉ちゃんをしっかりハグして言ってあげられましたね。お姉ちゃんの顔どうなった?』
泣いてるけど、笑ってる。。。
『他に何か言ってあげる事ある?』
一人じゃないよ。
『そうだね、一人じゃ無いね。みんな魂は一緒にいるからね。 これからも、魂は、みんなで一緒に動いていくんだと思いますよ。 他に、何か言っておくことはありますか?』
(首を横に振る)
『それでは、私が数を3つ数えると、弟さんの魂の中から出て、元の前世のお姉ちゃんの魂の中に戻っていきますよ。。。1、2、3。。。はい! 戻りましたよ。』
『弟さんの気持ちよくわかりましたね。どうだった、いろんなこと言ってくれてどんなふうに感じましたか?』
許してくれてた。。。よかった。。。
『そうですね。許してくれてましたね。これで、次の前世に向かって頑張れますね。』
『では、他に誰か気になるような魂さんは、周りにいますか?』
(首を横に振る)
『お母さんは、いませんか?』
(首を横に振る)
『もしお母さんに会えたら、お母さんに対して、何か言っておきたいことありますか?』
お母さんは、私のことが嫌いだったのかなぁ?
『聞いてみたいんですね。』
はい。
『じゃあ、前世でお母さん役をしてくれてた魂さん、私が3つ数えると来てくれるけど、お話ししてみたいですか?』
(頷く)
『わかりました。それでは、数を3つ数えますよ。。。1、2、3。。。はい! お母さん来てくれましたよ。。。どんな顔してますか?』_
警戒しています。。。怪訝そうな顔してます。
『では、何か質問したいですか?』
お母さん、私のことをどう思っていたのですか?
『お母さんは、なんて答えましたか?』
しっかりしていて、可愛げがなかった。
『それに対して、何か言っておきたいことある?』
甘えたかったのに、甘えさせてくれなかった。
『そうですか。。。。では、お母さんに聞きますよ。お母さんはなぜ、甘えさせてあげなかったのですか? 弟ばかり可愛がってたでしょう。』
そんなつもりはなかった。。。あなたは、しっかりしてたので。。。
『でも、お姉さんとしてはしっかりしてはいなかたのですね。』
(頷く)
『お姉さんとして、しっかり頑張っていたんですよね。。。そのことをお母さんにあなたの言葉で伝えてみて。』
弟を可愛がるみたいに、もっと(私にも)優しくして欲しかった。。。
『お母さんは、なんて言ってる?』
ごめんね。。。
『お母さん、謝ってくれたんだね。。。そう。。。良かった』
抱きしめてくれた。。。
『じゃあ、あなたもお母さんを抱きしめて。。。お母さん、にもありがとうって、言えるかな』
(泣きながら)ありがと。。。。(ぬいぐるみを渡してハグしあってもらう)
『お母さんの顔はどうなった?』
笑ってる。。。
『今の気持ちはどんな気持ち。』
幸せ。。。
『他に、何かお母さんに言っておきたいことはないですか?』
幸せになる。。。
『何か、お母さんに聞いておきたいこと、どうしたら良かったのかとか、ありますか?』
私はどうしたら良かったんでしょうか?
(お母さんの答えは)甘えて欲しかった。
『お母さんは、あなたに甘えて欲しかったんだね。お母さんは、あなたがしっかりしていると思っていたからね。お母さんはあなたの気持ちを十分に理解できてなかったんだね。
そうだね。。。でも、今は理解してくれたね。あなたもお母さんの気持ちも分かりましたね。
では、もう大丈夫ですね。。。。。お母さんもどうもありがとうございました。』
『他に、あなたがそこにいて、気になる魂さんはおられますか?』
(首を横に振る)
<前世の魂との出会い(タイバック) >
『それでは、私が今から3つ数を数えると、今世のあなたが、この前世の魂さんのそばに行きますよ。。。1、2、3。。。 さて、あなたは今、前世の魂は、あなたからどのくらいの距離におられますか?』
5m以内くらい。
『右ですか左の方ですか前ですか?』
右前の方です。
『もう少し近づいていきますよ。。。今、どのくらいに距離ですか?』
2、3歩くらい。。。
『今世のあなたにおたづねしますね。 この今、全てをご覧になった前世の魂さんの人生と今世で経験している、あなたの体に起こっている変化、顔と胸のところが赤くて痒くなっていますね。触るとザラザラしていて、人にはみられたくない、隠したい、もうほっといてほしいと思う、また人に会いたくないと感じる気持ち、この今世での気持ちと、前世での人生を比べてみて、あなたはどう感じますか?』
弟に熱湯を顔にかけたこと(のエネルギー)を今、引きずっているのだと感じます。
『他には。。。なんでもいいですよ。』
母親に、甘えられてない、そうしたほうが良いのかもしれないと。。。
今世では、私の周りにたくさんの人がいて幸せだなと思います。
『それでは、今世のあなたにとって、要らないエネルギー、弟さんは、あなたが熱湯を顔にかけたことを許してくれてましたね、そのエネルギーはもう要らないんじゃないですか?』
(頷く)
『そういう今世のあなたにとっての要らないエネルギー、あなたの顔と胸の皮膚に出ている症状も含めてその全てを、前世の魂さんに渡して、前世の世界に戻った時に光に溶かして消してもらうこともできますが、どうしたいですか? 渡しますか?』
(頷く)
『分かりました。そして、あなたが必要だと思うエネルギーをあなたが好きなだけ、前世の魂さんから受け取ることができますもできますが、受け取りますか?』
(頷く)
『では、イメージでいいですから、前世の魂と向かい合って、手と手を繋いでください。
あなたの左手から前世の魂さんの右手に要らないエネルギーを全て、渡してください。そして、前世の魂さんの左手からあなたの右手にあなたが必要なエネルギーを好きなだけ受け取ってください。私が数を3つ数えると、そのエネルギーの交換が始まります。。。1、2、3。
さあ、どんどんとエネルギーの交換が行われます。全てが終わりましたら、教えてください。』
(しばらく間があって)
はい、終わりました。
『さて、それでは、前世の魂さんには、あちらの世界へ帰っていただきます。数を数えますので、その間に、お礼を言ってくださいね。。。1、2、3。。。』
『帰って行かれましたね。お礼は言えましたね。
さて、もうあまり時間が残っていないのですが、このセッションの終わりに、あなたの
守護霊さんに来ていただくこともできますが、どうされますか?』
会ってみたいです。
<守護霊との出会い> そして、<守護霊からのプレゼント(アンカリング)>を行い、解催眠とした。
<患者さんの催眠療法を終えての感想>
不思議な感覚だったが、自然と涙がこぼれた。
前世での感じていたことが、今の状況を作り出している事がわかった。
症状が良くなると思っています。
(少ししてからの私とのやりとりで)
これは関係あるかどうか、わからないのですが、あの後2月の中旬でしたが、腸炎になって寝込んでて、2、3日は嘔吐で寝込んでました。最後に嘔吐した際に、「負のエネルギーが完全に消えた!」と感じました。
初診からの経過(皮膚の写真提示)
<初診時>
<2019/12/27> 撮影条件が白っぽく写っております。
<2019/12/29> 撮影条件が白っぽく写っております。
<2019/12/30>
<2020/1/6>
<2020/1/12 催眠療法直前>
<2020/1/12 催眠療法直後>
<2020/1/15>
<2020/1/16> 患者さんがワセリンを保湿のために塗ったら真っ赤になりました
<2020/1/27>
<2020/2/5>
<2020/2/25>
<2020/3/26>
<2020/4/24>
<2020/5/22>
<2020/6/27>この画像で、右上唇の上に赤みが残っているのは、新型コロナウイルスの感染予防でマスクをずっと着けていることが原因です。
考察
本患者は、西洋医学の医師が匙を投げられた方です。
医師が、患者さんに対して治らないと言った瞬間に患者さんのエネルギーは相当に低くなってしまいますし、さらに病気が治らなくなります。
西洋医療においては、肉体にしかアプローチしないことがほとんどですので、心や魂、特に魂についての問題を考えていただける医師はほとんどいませんし、もし考慮していただけても、どうやってそれを修復し治していくかの方法を知らないことが多いのです。
本患者さんは、そのことを見事に証明していただけたのだと私は感じました。
エネルギー治療だけでも皮膚の状態は変化し、改善していきました。
しかし、その原因を早く見つけ出した方が良いだろうと私は判断いたしました。そのために催眠療法を実施いたしました。
何が原因であるのかは、患者さんの潜在意識、魂に刻み込まれた記憶が教えてくれます。そのためには、ある程度の深い催眠へと誘導する必要があります。
前世が存在するかどうかを疑う方も当然おられるとは思います。しかし、そのことはどちらでもいいのです。患者さんの病気が治ればそれでいいのです。
それにしても、催眠に誘導した瞬間にこのような突飛なそれでいて、理にかなったストーリーを考え出せるものでしょうか?
この患者さんもおっしゃってましたが、前世の負のエネルギーを今世にまで引きずってきました。それには、今世でその必要があったのでしょうし、潜在意識が何かのトリガー(引き金)に反応したのかもしれません。
何れにしても、患者さんにとっては、この皮膚疾患にかかることによって、大きな何か大切なことに気づくきっかけを得たのだと感じます。
そして、そのことによってこの病気が皮膚の再生(生まれ変わり)を促したことは間違いないと私は確信いたしました。
今も毎週のように催眠療法を実施しております。
”結”エネルギー治療を併用しても症状の改善が遅かったり見られない患者さんにじっくりとお話をした上で、催眠療法をお勧めしております。
最後に、今回私が催眠療法の中で行った手法は「中間世療法」になります。中間世は、日本語では「あの世」のことになります。
この中間世だけを取り出して行う催眠療法もあります。かなりマニアックで特殊かもしれません。
ご興味のある方は、以下の書籍が大変興味深く面白いですよ。
ご相談は、私のクリニックまで。。。
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