全身脱力と失声発作が前世療法で消えた症例

オンライン診療

彼女は、私のブログにすでに2回登場していただいている女性(Sさんとします)です。

これまでに私の催眠療法を3回受けてます。

ADHD、動物アレルギーを克服して、酪農大学に入学されてます。

催眠療法で治癒した注意欠如・多動症(ADHD)

催眠療法で治癒した注意欠如・多動症(ADHD)
クリニックでもお子さんの不登校を診る機会が増えてきました。 そして、一言で ”不登校” と言っても内容は本当に十人十色です。 今回は、ベースに注意欠如・多動症(ADHD)があり、二次性むずむず脚症候群、ヒステリーなどと病名をつけられ、不登校...



動物アレルギーに対する催眠療法

3回目のセッションについては、甲状腺機能亢進症の診断で催眠療法を実施いたしました。

これに関しても内服薬無しで、検査データも改善しておりますが、現在フォロー中のためまだブログに掲載はしておりません。

今回は、大学に入学してからずっと新たな問題となっていたことについてのお話になります。

衝撃的なストーリーになります。

医療催眠療法としてきちんと記載しておく必要性を強く感じましたし、ご本人が奇跡のように改善されて笑顔が戻ったことがなによりです。

そして、今回の催眠はご本人も仰っていましたが、まさに「真性退行」されたので、これまで経験されたどの催眠療法よりもリアルで恐怖心が強かったようです。

*真性退行:催眠体験をそこに自分が居るように体験すること(対義語:擬似退行)

症例:19歳、女性

それでは、このお話を始めたいと思います。

まず、事の始まりは昨年2022年4月に大学に入学して寮に入った時から始まりました。

寮での生活

女性4人部屋で暮らすことになったのですが、その中の1人の女性(Kさんとします)に最初会った時から何か嫌な印象を受けました。

あとの2人は特に問題はありませんでした。

1ヶ月ほど暮らすうちに、そのKさんのSさんに対する接し方や話す内容が、とても不快で辛く感じるようになって、どうしようもなくなります。 

そして、Sさんはその寮生活をするうちに、手足に力が入らなくなり倒れ込む発作を繰り返し救急車で搬送されたりするようになったため、その年の6月末に、とうとう寮を出ることにしました。

しかし、寮を出ても問題は解決しませんでした。

2022年12月までは、寮を出てから調子が良くなり私もうまくいっているものと思っておりましたが、12月に入って同様の発作が起こってしまいます。

大学でKさんが近くに来るだけでも、手足に力が入らなくなり倒れ込み、声もでなくなるという発作を繰り返すようになりました。

大学の学生相談室で、配慮願いとともに、私も医学的な意見を書いた診断書をお渡しいたしましたが、Kさんと大学で合わないことは難しく問題が解決するには、原因をきちんと突き止める必要がありました。

これまでの彼女の人生の中で、西洋医療的に問題が解決できたことがなく彼女もそのことははっきりと感じておられましたので、今回も私の治療に対して期待を持たれていたと思います。

寮にいた頃から、この発作については私も聞いており、救急車で運ばれた時には、遠隔エネルギー治療を実施すればすぐに改善しておりましたが、根本的な原因が今ひとつ分かりませんでした。

年末年始の冬休みで、帰省された時にまたクリニックに来ていただき色々とお話をいたしました。

少し実際の詳細な経過を記載いたします。

2022年12/24に帰省(愛媛県)されました。

(12/27 クリニック再診)

12/21に大学で声が出なくなり、以前からあった左の耳が塞がったような感じがさらに悪くなった。

12/25に自宅で入浴中に、左半身に力が入らなくなり、母に風呂から出してもらって、ヒーリングしたら30分くらいで治った。

以前の大学の寮で一緒だったKさんが、とても自己中心的で、人が嫌がることばかり言うので、寮をでたのに、それ以後も大学に行くと嫌なことばかり言うとのこと。

本日は、ショートセッションを実施して、「K」と対面してもらったが、対面すると、どうしても力が抜けて声も出づらくなるが、催眠の中で、前向きになれるように励ますとともに、アンガーマネジメントとして「Kは、最低!」と口に出して言ってもらうようにした。

*アンガーマネジメント:怒りの気持ちをコントロールすること

(2023/1/6 クリニック再診:大学に戻る前)

エネルギー治療を1セッション実施した。

そして、「K」さんに向かって言うことは、彼女のためになる愛であり、Sさんの優しい思いやりからくることであると思えるように告げた。

さらに、催眠状態に誘導した上で、前回治療の続きとして、実際に「K」さんに会った時にどういった言葉をかけるのかを尋ねた。

すると「あなたには感謝している。しかし、あなたと一緒にいるとお互いのためにはならないと思うので、離れた方がいいと思います。」と言ったので、それでいいよと言って終えた。

アンカリングして、後催眠暗示を入れた。

2023/1/8には、大学のある地に戻られました。

*アンカリング:先行する情報(条件)をきっかけにすること

*後催眠暗示:催眠が終わってから後も、一定の条件がそろうと催眠の時に行ったことが実行できるようにすること

(1/11  母親から連絡あり)

ーーーLINEでの私とのやりとりーーー

今日、学校初日だったのですが、家を離れた日曜日(1/8)からずっと気持ちが落ち込んでおり、今、学校で右手以外が動かず声も出なくなっているそうです。

遠隔エネルギー治療をお願いしたいのですが、先生のご都合どうでしょうか。

全く声が出なくなっているのですが、大丈夫でしょうか。

今日、実験で問題となっているK子さんと同じ班でやっていたらしく、最初に彼女(Kさん)側の目と耳がダメになったそうです。

今、完全に心が病んでいて、人の好意も素直に受け入れれなくなっているようです。

助けてください。

今週末(1/13)、一度自宅(愛媛県)に帰らせることにしました。

(この連絡を受けた後、私が遠隔エネルギー治療を実施)

LINEで繋がり、私から話をし、エネルギー治療+軽い催眠の中で語りかけてみました。

まだ、声は出ていませんが、手足は動かせるようなってます。

その中で、なぜKさんと話したり、Kさんが近づいたり横に座っただけでもSさんの身体が反応しておかしくなってしまうのかということを追求することに私は決めました。

そこでまず、後催眠暗示を使って自分で手足の麻痺と失声(声が出なくなること)を改善できるようにしてから、短い退行催眠をしようと予定いたしました。フルセッションの退行催眠は実施する時間が取れなかったのもありますが、遠くの大学生活に戻ってからの変化を見ながら、オンラインでの催眠療法を加えていく計画でもありました。

以後の催眠療法の中では、医師である私がセラピストです。

(1/14 クリニック受診)

左半身が重い。来院時まだ、左足が麻痺していて跛行し(びっこひい)ている。

左耳が詰まった感じ。

エネルギー治療に引き続いて、「K」さんに会った時に右手だけは少し動くことに注目して、実際にそうなった手足麻痺の状態を催眠の中で作り、その右手を使ってまずは、左手が動く様になり、両足が動くようにできる様にした。そして、耳、喉もきちんと正常になるようにした。その後で、体が動かなくなった時の身体状態や心理状態を少し感じてもらって、affect bridgeを作ると、過去世に飛んだ様であった。

途中までであったが、体が狭い部屋で窮屈で、特に左半身を壁に押し付けられている感じであった。そして、その状態になる前に戻そうと思ったがそこで時間がきたので、催眠を覚ました。

その後は、普通に歩いて帰った。声も普通に出る様になった。

(1/15に大学のある地に戻った)

1/16の夜に遠隔エネルギー治療+オンライン催眠を予定していました。

午後14時頃お母さんよりLINEあり:

先程連絡があり、学校で「K」さんに出会ったために、また倒れたようです。

自力で身体を動かして、タクシーで家に帰ったそうです。かなり精神的ダメージが大きい感じで、パニックで泣き叫んでいました。

(自力で身体を動かせたということなので、後催眠暗示はうまくいったようだった。)

1/16夜のオンラインzoomでの治療:

まずは、通常の遠隔エネルギー治療を10分間実施したあと、呼吸に意識を向けてヨガの呼吸をしてから、安全な場所の中心に立ってもらって周囲をバリアーで囲んだ。

しっかりとグランウンディングしたのを確認してから、バリアーを出て、過去へ続く小道に入ってもらった。

途中で、左に向かう道がありそこに入ってもらって、向こうに扉が見えてくると誘導。

どんな扉か尋ねると黒い大きな扉と答えられた。

その扉を開くと、この前の外来で実施した時に行った過去世にまた戻ってきたとした。

ーーーその場所に行った途端に、体が左に傾き頭が前に倒れて、

声が非常に出にくくなってしまったーーー

そこで、なぜここに来たのかがわかる場面に戻すと部屋の中の檻の中に居るという。

そして、誰かに常に監視されているのを感じると。

大人の男の人で、素足、白っぽいグレーの上下の服を着ている。上は長袖、下も長ズボン。

顔は、面長で、髪は短髪で暗い色、眉も目も細い感じ。

どこの国の人かを尋ねると、アジア人だと思うと言うので、年齢を尋ねると38歳と答えた。

その狭い場所は、壁が白くてとても寒い(ゾワっとする)と言い始めた。

外も寒いし、部屋の中も寒い。

ーーーSさんに、ここに居ることになった理由が知りたいか尋ねたら

さらに過去に戻ってみたいと答えたーーー

そこで、この場所になぜ来たのかが解る時に戻したら、今は自由の身だという。

気候が寒い場所。

茶色の革靴を履いており、黒っぽい長ズボン、上は茶色の長袖の服。

外にいて、薄暗い森の中に居る。10歳代の青年に戻った。

なぜそこに居るのかを尋ねると

何か不穏な感じがすると言う。

手に何か持っているかどうか尋ねると

手元が暗くて良く見えないと言う。

両手に違和感があるが何か持っているのかもしれないという。

ーーーこの時点では、先に進むのを恐れているような感じがしたので

Sさんはしっかりと守られていることを確認し

もし怖くて我慢ができなくなったらあの安全地帯に帰ることができることも確認して

さらに大切な場面へと進むように促したーーー

(ここで、セラピストの私が病院の当直中だったので、電話が鳴り、病棟に呼ばれたため1分ほど少し待ってもらった)

さらに時を進めると数年後になり、普通の服を着た私の周りを何人かの兵隊に囲まれており、そのうちのリーダーと思われる男性が私を見下したような目で見つめて、私を責めている。

*その兵隊のリーダーの目が怖くて、私(Sさん)を睨みつけている。

そのリーダーの兵士に腕を掴まれて何処かに連れていかれようとしている場面。

私はパニック状態になっている。

5分ほどさらに、オンライン催眠を続けここで、一旦中止するが、この続きは1/18(明後日)にまた実施する約束をしてから、過去世に入ってきた扉の外に出て、その扉をしっかりと閉めて鍵をした。

安全地帯(バリアーのある場所)に入る前に、過去世からのエネルギーはすべて外に置いてから中に入って、全身にエネルギーが満ちてくるをの感じながら、深呼吸をして、Sさんのペースで目を開けて解催眠とした。

終わったら、すっきりとした感じの顔になり穏やかな笑顔も見えました。

もしかしたら、あの睨みつけた兵隊が、今世の「K」さんの可能性があるとセラピストは感じたが、

そのことは、まだSさんには聞いていないので、次回確認できるかも。。。と思いました。

ーーー1/17は、Kさんに会ったら倒れたり声が出なくなったるすると思うと

恐怖心が強く大学に行けなかった。

1日大学を休んだおかげで、体の調子は正常に近かった。ーーー

(1/18 オンライン催眠:1/16の続きに誘導した)

催眠に誘導する前に、今世にいる人がこの過去世にもいるかと尋ねると、

『あの睨みつけて見下したような感じの兵隊が「K」さんの態度によく似ていると感じたが、まだ、「K」その人だとは確信が持てない』とSさんは言った。

これを確認してから、まず、遠隔エネルギー治療を実施してから催眠に誘導始めた。

ーーー催眠への誘導は、安全地帯からまた過去世に帰る小道を歩いていき、

過去世に入る門を開けたーーー

リーダーの兵隊1人に左腕を掴まれて連れて行かれている。

何か悪いことをしたと言われて連行されて、パニック状態になって過去世の私(Sさん)は、抵抗している。暗い建物の中にはいった。黒い柵の牢屋の中に入れられた。

とても寒い。

牢屋の柵にしがみついて、出してほしいと思っている。

ーーー時を進めるーーー

7-8年が経った。30歳手前。白い部屋に居て、冷える。

寒い冬の季節。薄い服を着てそこに居る。

この部屋に移されてすぐの感じ。見捨てられた気がする。

最低限の食事しか与えられず、すごく痩せている。

ーーーさらに時を進めるーーー

全身にもう力が入らない。

言葉も喋れないくらい衰弱している。

寒さも感じられないくらい。

背中に壁を感じ、頭を右の壁につけて寄りかかって座っている。

左の壁は離れている。

何かを待っている感じがする。死ぬのを待っている。

ーーー時が流れて行くのを待つーーー

そのまま死亡。

魂が体から出ていく。

ーーーなぜ牢屋の中に入れられることになったのかは、

この時点では不明であったが体験の自然な流れに任せようとセラピストは考えていたーーー

<人生の振り返り>

兵隊のリーダーの男性にずっと怯えていた。

牢屋に入れられたけれど、出してくれるのではないかと希望を持った。

もしかしたら濡れ衣だとわかるかもしれないという気持ち。

しかし、やがて全部を諦めてしまった。

私は「人を殺した」濡れ衣を着せられた。

ーーーここで、その場面(あの森の中であなたが青年だった頃、不穏を感じた時)

を思い出せるように誘導したーーー

10歳代の頃、森の中で、人が殺されるのを見た。

そしてその大きな石を(青年だった)私が両手で持っている。

その石に血がついているので、誰かがその石で、誰かを殺した。

私がその石を拾って持ち上げただけ。

男性が女性の頭をその石で殴って殺した。

怖くなって私は、その場から離れた。

そして普通の生活をしていた。

両親は居ない生活をしていた。。。

(セラピスト)なぜ、両親はいなかったのでしょうか?

ーーーしばらく、何も言えなくなった。。。

やがて、体を震わせながら声を詰まらせながらこう言ったのです。

。。。その殺された女性は。。。私(青年)の母です。

(セラピスト)では、お母さんを殺したのは誰でしょうか?

。。。。。言葉に詰まって喋れない。。。。

(セラピスト)大丈夫ですよ。

ゆっくりと呼吸をするたびに、エネルギーが満ちてきて

声が出るようになります。。。と、励ましました。

(S)

殺した男性は、あのリーダーの兵隊の男です。

。。。。

そして、その兵隊の顔を思い出すと

体が動かなくなり声がでなくなります。

(セラピスト)

この兵隊の男の魂を持っているのは

今世の誰でしょうか?

ーーーSさんは、なかなか喋ることができないため

セラピストがずっと励まし続けるーーー

(S)

。。。。「K」さん!。。。。

(セラピスト)

では、この過去性で登場する人で

他に今世にいる人はいますか?

(S)

。。。。今世の私の母親です。

。。。。過去世でこの兵隊の男に殺された

私(過去世での青年)の母は

今世でも私の母親です。

このことをしゃべっている時のオンラインzoomの中のSさんは

体が動かなくなり声が出なくなった。

声をかけながら励ますと元に戻って行った。

今世でも「K」に出会った時に体が寒くなるのも

過去世と全く同じだと言う。

ーーーここで、以下の説明をSさんに伝えたーーー

今世で初めて「K」さんに出会った瞬間に

「S」さんが過去世を開いたのだということ。

そして、魂が過去世のエネルギーを持ってきてしまい

全ての体験が体に蘇ってしまった。

条件反射が起こったのです。

今、あなたは過去世を再体験して

それが今世とは別の時空からのものであることを

はっきりと(顕在意識が)気がつきました。

ですから、過去世のエネルギーは

すべて過去世に返しましょうね。

これまでの催眠療法で実施した方法と同じです。

もうわかってますね。

ーーーエネルギー交換を実施ーーー

 正面にきてもらった前世の青年の魂と今世のSさんが両手を繋ぎ合い、左手からいらないエネルギーを魂に手渡し、右手に必要なプラスのエネルギーが入ってくるイメージをしてもらった。

左手からは、ドス黒い感じのエネルギーが出ていき

右手に入るエネルギーは、白っぽい感じと言われた。

全てが終わると白っぽいエネルギーで満たされた感じがすると言われた。

ーーープレゼントを受け取るーーー

セラピストが尋ねると、今の胸に埋め込んだプレゼント(最初の催眠療法をした時にもらったもの)を補強してくれるものを希望。

箱の中からそれを取り出すと、最初の催眠療法の時のプレゼント(水晶の玉)を入れるための透明なガラスが出てきたので、それを前と同じ胸の中にしまってもらった。

ーーーメンタルリハーサルーーー

(1)「K」さんが横に座る場面

(2)歩いていて向こうから「K」さんが近づいて来て目が会う場面

(3)決められた席順のため「S」さんの後ろの席に「K」さんが座る場面

これらをプレゼントを使ってリハーサルした。

少し身体や気持ちに嫌な変化が起こったが、一瞬で改善できるようになった。

全てのリハーサルがうまくいった。

ーーーセッション最後のサマライズおよび強化、後催眠暗示ーーー

さらにセラピストが、Sさんのエネルギーを強化し、

今世と過去世をしっかりと区別した。

「K」さんの魂はまだあなたの魂よりも

進化していないのかもしれません。

そして、あなたはきっといつの日か

「K」さんを許すことができるでしょう。

この催眠から醒めても、全てのことを記憶し戻ってくることができます。

ーーー過去世から出て行くーーー

過去世に入った扉のところに行き

扉をしっかりと閉めます。

もうこの過去世に戻ってくることは

決してありません。

そして、安全地帯に入っていきましょう。

その真ん中にあなたは立っています。

解催眠となった。

終わってすぐにSさんは言いました。

もう大丈夫な気がします。

(その後の経過)

翌日は、元気に大学に行かれました。

そして、「K」さんにも会いましたが

以前のような発作はもう全く起こらなくなりました。

その後も全身に力が入らなくなったり、寒気がしたり

声が出なくなったりすることも全くなくなったのです。

奇跡的な劇的な改善です。

今回の催眠はとても恐ろしかったと

Sさんはおっしゃいました。

今後、Sさんがどうなって行くのか

私は大切に見守ってい行くつもりです。

(付記)兵士のイメージ写真

催眠の翌日にSさんが、ネット検索で前世で登場した兵士のイメージにピッタリの写真を見つけていただきました。
出典:https://is.gd/O1Iji0

解説
日本語: 奉天派・張宗昌の直魯連軍兵士ら。
日付

考察

この方の場合には、医学的にはいわゆる「解離性(転換性)障害」の転換性発作(全身の力が抜けて歩けなくなる=[失立歩行]や声が出なくなる=[失声])が強く出た状態だったと思います。

そしてこれらの症状は、これまで医学的に心理的な「ストレス」や心理的な「葛藤」が身体症状へと転換されたものしてと片付けられて来たように思います。

精神科や心療内科を受診しても気長に付き合いましょうといわれ、個々の症状に対する薬物が処方されたりもします。
ある精神科のサイトには以下のような記述がありました。
『基本的には精神分析的精神療法を主体に、抗不安薬や抗うつ薬などによって治療を行います。
抗精神病薬が対症療法には使用されることが多いです。実績のある専門医に相談し、治療を進めることが重要です。』

私は、こう言った患者さんを多くみておりますが、どの患者さんもすでに専門医といわれる精神科の医師に診てもらっていました。どの患者さんも良くなってませんでした。
全ての「解離性(転換性)障害」の患者さんが催眠療法で良くなるとは言いません。

しかしながら、漫然と薬物療法を行ったり精神分析的精神療法を繰り返すよりも、1回でもいいので「医療催眠療法」を実施してみたらどうなるのか、私は非常に興味があります。

この患者さんは、催眠療法1回のセッション(オンラインのため分割はしましたが)で、ほぼ完治と言って良いほどになったのです。
私はすでに、他にもたくさんの同様に改善された症例を経験しております。

私の実施する医療催眠療法にご興味を持たれたならば、是非、私のクリニックにご連絡くださいませ。
お待ちしております。

ーーーーこの後、ご本人とお母様のご感想を掲載予定ですので、お楽しみにーーーー

Sさんご本人のご感想

今回、4回目の催眠ということでしたが、今までと違いリアルに体験したため、少ししんどかったし、怖いとも感じました。

しかし、催眠が終わってからは気持ちがスッキリして、精神的に余裕ができたように思います。今では、Kさんに会っても、少しの嫌悪感は抱くものの身体への症状はまったく出なくなりました。
友達にも最近調子良さそうだねと言われて、また笑えるようになってきていると自信を持てるようになってきました。

大学後期の最後は少ししんどい感じで終わってはしまったけど、新学期から心機一転頑張っていけると思います。

Sさんのお母様のご感想

娘はこれで4回目の催眠になりますが、その度に思う事は、肉体が死んでも魂はなくならないという事です。
そして今回の催眠で改めて私達には無数の過去世があり、それらの経験が確実に魂に刻まれている事を知りました。
今回の娘の体調不良は確実に無意識に記憶されている過去世からの影響です。
催眠によって過去世を知り、過去世が癒された瞬間から、感じ方や考え方、行動全てが変わる事を私は実際に目の当たりにしました。
娘とは遠く離れているため、直接会うことはできませんが、催眠前後の写真を先生から送っていただき表情が全く別人のように変わっている事を確認しましたし、直後の娘との電話での会話で、生まれ変わったように変化している事を実感しました。
何より、催眠前にはKさんを見かけただけで倒れていたのに、催眠の翌日には正面から会っても全く動じなかったのが何よりも証明です。
過去世での恐怖心や人間関係が現世に引き継がれ、過去世の記憶が現世の感情や行動にも影響を及ぼすという事を今回の催眠で身に染みて感じました。

Sさんの妹様のご感想

今回の催眠を行う前、私達はよくビデオ通話をしていました。Kさんのことで悩み始める前には、私に大学の魅力や親元を離れての生活などについて楽しそうに笑顔で話していたことを覚えています。しかし、Kさんについて本格的に悩み始めてからというもの、常に消極的になり、人を傷つけ、何かに取り憑かれたかのように私の知っている姉ではなくなってしまいました。

電話をしても次第に笑顔が消え、辛そうな顔へと変わっていきました。
冬休み明けに帰省した時飛行機から降りてきた姉は足はびっこを引き、声も出せず、痩せ細って、春に送り出した際の姉とは変わり果てた姿でした。

白石先生のところへ診察へ行く予定(1/14 クリニック受診)がありましたが、ひとりで行くというので心配もあり、私もクリニックへと同行しました。
一回目の催眠が終了し、私は待合室で待っていたのですが、診察室から出てきた姉を見て驚きました。足は違和感なく動き、声もはっきりと出て、笑っていたのです。催眠と言っても(過去世の)最初の場面しか見ていないと聞いたのですが、診察前とは全く違っている姉を見て、きっと良くなるだろうと確信しました。

その後一度、姉は大学に帰って、大学でKさんと会って倒れたこともありましたが、その後の遠隔による催眠を終え(2023/1/18)、電話をかけてみるといつもの姉に戻っていました。
催眠を受けた直後であるにも関わらず劇的に変化した姉を見て、催眠療法が姉にとっていかに効果的だったのか実感しました。

中学生の時から心療内科に通っていた姉ですが、薬には限界があると思い知らされ、友達の勧めで白石先生の元へ通い始めてからというもの、治らないと言われてきたものでさえ治ってしまったこともあり、心療内科へ行くよりも過去を知り、原因を見つけ対処していくことの方が効果的なのではないかと考えるようになりました。
私は4回姉の催眠を見てきましたが、是非日本中の医者に見てほしいと思いました。

私自身人間関係や性格で悩むことがありますが、もしかしたら私の前世に関係があるのかもしれません。

精神科医 T 先生のご感想 (2023/3/26)

この症例報告を読んでみて、医師として一読者として心を動かされた。

私の経験でもこれまでに精神科臨床で、高所恐怖や閉所恐怖の方が、退行催眠で現世ではなく、過去世へと導かれたことがあった。

現世の中でトラウマを処理しようとすると、時として過去世が関わってくることがこのように見られる。
本症例は、退行催眠を通して、症状の検討がなされなければ、おそらく解決につながらなかったかもしれない。
貴重な症例である。

これがそのまま、模範的な退行催眠の例として応用できそうなほど、練られた退行催眠と感じた。
まだまだ、精神科領域で白石先生のような形で催眠を用いる医師はそれほどいない。というか催眠そのものが、心理療法の一手法として、重きを置かれていない。

催眠の師匠からは人は催眠に入るだけでも自己治癒的に働くと教えられた。

トラウマを処理してマイナスからゼロへと導く心理療法は、数多くあるが、ゼロからプラスへと導くのは催眠であろう。
退行催眠はその二つが同時になされていると感じる。無意識の扉が開かれ、無意識が起動することで本当の癒しが生じるのであろう。

わからないことは、クライアントの無意識に尋ねる。それが、真実を探る最も早い方法であろう。

コメント

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