症例:40歳代、女性。医療施設の経営。
主訴:頭に膜が張ったような感じがする
現病歴:1年前の夏頃から、上記の症状が起こるようになった。また同時に、過呼吸や動悸もするようになり、めまい感はエレベータが上下するときのような感じがする。
こういった発作は、おおよそ1−2ヶ月に1回の頻度で起こった。最初は、救急車で某病院に搬送されて、”自律神経失調症”と診断され、安定剤のような注射をされただけで帰宅した。そのほかにも、いくつかのクリニックや急患センターなどにもかかったがいつも話を聞いたり対症療法的なことのみで何ら症状は良くならなかった。
仕事:平成15年から、ある医療施設を両親、姉と共同で経営している。職種としては介護職で、夜勤も5回/月(17時〜翌日9時)くらいの頻度でしている。
既往歴:H22年に、子宮頸がん、ステージ2Bで、子宮全摘+リンパ節郭清+化学療法(抗がん剤)を受けた。現在、年1回通院検査している。
内服・サプリメント:なし
家族歴:特記事項なし
病歴を聴取する中で、1年前の夏頃に何かストレスになるような出来事がなかったかよく伺って見ますと、思い出されたことがありました。
それは、その頃、自分が経営している医療施設の経済的な問題があり、関係当局の担当者と書類のやり取りを何度もするうちに、その担当者とのやり取りをすることがかなり苦痛に感じるようになりました。しかし、どうしても経営上必要な事項であったため苦痛を感じながらも何とかやり遂げたというエピソードがあったことがわかりました。
さらに、若くして子宮がんに罹患していたので、その頃のストレスがなかったか尋ねると、19歳で結婚し、20歳の時に離婚しており、当時は一人娘が多感な年ごろで、娘によるストレスが大きかったのかもしれないとおっしゃられました。
そんな話を聴取しながら、”自律神経失調症”なんていう病名はそもそも医者の都合で適当につけられた病名で、その医者にとってきちんとした原因がわからず診断名に困ったからつけられた病名であり、まして治療法などわかっているはずもないのだということもお話ししました。
こういう症状を持った患者さんを診察しても画像検査をしても、明らかな客観的な異常が見つけられないために、医者は患者さんに”異常ありません”と言います。しかし、患者さんは体に異常を感じているから病院に診察に来ているのに、これでは医者は何を言っているのだろうと思われるに決まっています。そして、あちこちの病院やクリニックを受診しては失望し、ますます不安が募り症状を悪化させていくことになります。
ではどうしてこのような西洋医学的に説明のできない症状が出るのでしょうか。
私は、魂と心の歪みから生じている、すなわち、潜在意識に埋め込まれた過去のストレス(トラウマ)は、顕在意識では認識し理解することができません。潜在意識は本来の心の姿にもどそうと潜在意識からシグナルを体に送ります。それが、めまいや動悸、過換気などの具体的な症状となって表現されるのです。
このことをご自身にしっかりとまずは、顕在意識で認識していただき、あとはスピリチュアル・ヒーリング(愛の手療法)*を実施して強力な見えないポジティブエネルギーを注入し、魂についたネガティブエネルギーを抜き取ることで、体の調整をしていくのです。
それだけでは、数日で元に戻ってしまう可能性もありますので、さらにあることを指導してあげることによってその調整された体を維持していきます。
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一通りの愛の手療法*についての説明を終えて、一緒に付き添って来られていたお姉さんと隣の頭痛治療室へと移動しました。
ここからは、いつも通りの手技になります。もう、説明はいらないですね。
全身をスキャンして、負のエネルギーのたまりを探します。そして、その溜まったエネルギーを解放するとともに新たな正のエネルギーを注入していきました。
その間約10分ほど。。。
『はい、終了しましたよ。頭の膜は取れましたか?そして、ふらつきやめまい感はいかがですか? 』
彼女は、頭をゆっくりと回して見たり、前後屈して見たりしていましたが、驚いたように、
「膜が取れて、頭は肩がとても軽くなりました!!」
『では、立ち上がって歩いて見ましょうか。』
彼女は、椅子から立ち上がって歩き始めます。
「ふらつきも全く無くなりました!! わー、すごく楽になりました。よかった!!
うれしい!!」
『そうですか。本当に良かったですね。 顔もとってもいい表情になりましたよ。さっきとは全く別人のように明るくて美人ですね。』
横で、見ていたお姉さんも不思議そうにしていましたが、とても喜んでいただけました。
最後に、私はこう付け加えました。
『今日は、あなたたちは必然性を持って私に会いに来ました。それは、以前から決められていた宇宙の法則に従い引き寄せられるようにしてここに来たのです。これを、宇宙の引き寄せの法則と呼びます。 誰かに言われて、ここに来たのですか?』
「いえ、二人でなんとなく、村上記念病院の脳外科と決めて、やって来ました。不思議ですね。でも、来て良かったです。」
そして、また1週間後に再診することになりました。
最近、こういう患者さんばかりが、私のところには集まってくるようです。
*現在、私の行うエネルギー治療(ヒーリング)は、「結エネルギー治療」で統一して呼ぶようになりました。本当は、呼び名などどうでもいいのですが。
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