原因不明の顔面浮腫に対する”結”エネルギー治療の効果

エネルギー治療

顔面に浮腫が起きる病態として、「HAE (遺伝性血管性浮腫)」とよばれる病気や「クインケ浮腫」といわれる原因不明の発作性浮腫があります。
今回は、薬剤に誘発されたかもしれない「クインケ浮腫」が疑われる患者さんについてのお話になります。

症例:68歳、女性

主訴:顔面浮腫

現病歴:
既往歴に、2010年に某病院で、私が執刀医として、下垂体腺腫(非機能性)をEndonasal TTS(経鼻的に実施する顕微鏡手術)で手術し、全摘出しずっとフォローしていた方なのですが、私が開業してからは診ておりませんでした。
しかし、彼女は、私をネットで検索しわざわざ非常勤の病院を探し当てて、外来に来ていただきました。そして、MRI検査も受けていただき、下垂体腺腫は綺麗に摘出されており現在も再発のないことを確認されました。

ちょうどその数週間後に、私の講演会が某公民館で行われる時期でした。
私は、何気なく彼女の住所を見ますとなんと、その町内に住まれておられました。
そこで、私は、西洋医療とは全く関係は無いが、しかし非常に重要で興味深い「病は氣から〜その本当の意味は?ー」という講演をすることを告知して、もし良かったら聞きに来てくださいとお願いいたしました。

そして、その講演会(また別の記事にいたしますね)の日に、その患者さんは来られて、なんと最後に質問をされたのです。
原因不明の顔面浮腫で困っているというものでした。
おそらく「結」エネルギー治療で良くなるだろうとお答えしたところ、講演会のあとで、私のクリニックの初診予約を取られたのでした。

2019/12/某日、彼女は私のクリニックを受診されました。
そして、以下のような状態であることがわかりました。

2年前から、急に顔面の皮膚に発疹が出るようになりました。
もしかしたら、夫とのストレスかもしれないと。
2017年3月頃から高血圧のためにカルブロック錠16mg 1T を某内科で、処方され内服するようになってから、顔がほてったり、太陽に当たったら顔が腫れたりするようになりました。その当時は、それがまさかこのカルブロックによる副作用だとは考えもしなかったとのことでした。

2018年8月に、夫に出て行けと怒鳴られた後に歩行中に車に接触するという交通事故にあった。その時に救急で、某脳外科に運ばれてから薬が変わりました。
顔が火照ったり、光線過敏(太陽に当たったら顔が腫れる)ようなことはなくなりましたが、その頃(薬が変わって)から、乳製品(牛乳やチーズ)を食べたあとすぐや、顔に化粧のためにファンデーションを塗ると発疹が出るようになった。今も、何をしても治らないということでした。

さらに、

自分は幼稚園の頃から、母親からの愛情を感じられず、ほったらかしにされて、早く死にたいと思っていたこと。母は、仕事は忙しかったのもあるが、性格的にも少女がそのまま大人になったような人だった。2019年11月に93歳で死亡した。
父には大切にされた。
その、母も、精神病だった兄も、亡くなってストレスが消えたように思う。
現在は、夫がストレスではある。


こんな顔になるのです(ご本人提供の写真を加工)

2019/12/某日、私のクリニックで1時間半ほどじっくりと上記のようなお話を聞いてから、”結”エネルギー治療を1セッション、15分足らず実施いたしました。そして、その日の治療は終了したのです。

臨床経過

治療の翌日、患者さんから報告を受けました:

『朝、こわごわ牛乳を、飲んで見ましたが赤くなりませんでした。次は、ファンデーションを試して見ます。』

その次の日、また、患者さんから報告を受けました:

『こんばんは、今日は、ファンデーションを買って付けてみました、やっぱり赤くなったり、腫れたり、痒みもなく、感激です。
ありがとうございました。』

とのことでした。

私も大変うれしくなりました。
以上、久しぶりの投稿になりました。

この後は、この患者さんもご参加いただきました、私の講演会のご報告をいたします。非常に好評でしたし、質疑応答も非常に価値があるかもしれませんので、お楽しみにお待ち下さい。
PDFや音声のプレゼントも予定しております。

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