ある日、６０歳代後半の女性が夫と共に私の外来を初診患者として受診されました。
主訴：喉が詰まって食事が通らない
主訴を見るかぎり、どう見ても脳神経外科で診るような患者さんではないように思ったのですが、内科で内視鏡もすでにされており、ご本人が脳の問題ではないかと心配しているとのことでしたので診ることにいたしました。
私は、直感的にこれは”ヒステリー球”だと思いました。
現病歴：２０１６年７月になってから、日によって食事が喉に詰まるような気がするようになりました。そこで、まず７月◯日に、某病院の内科で内視鏡をしてもらいましたが何も異常を認めませんでした。
そこで、何かストレスになることは無いのとお尋ねしますと、昨年に夫が、難病にかかって大変な手術を受けられたのだと言われました。そして、その頃から夫の将来のこととかひいては自分の将来のことにも自信がなくなっているのだと言われました。
現症：神経学的所見も異常ありませんでした。
ご心配される脳の様子を見せるために頭部CTを撮影しましたが、もちろん異常を認めませんでした。
ここまでくれば、診断はほぼ間違いなく”ヒステリー球”です。
この疾患は、心的ストレスを受けた時に起こるもので、喉に違和感、異物感を訴えるものの耳鼻科的な検査や咽頭や喉頭のファイバースコープ検査などをしても何も異常を認めない機能的な疾患になります。
ヒステリー球の治療としては、教科書的には、”抗不安薬（特にソラナックスが有効）や漢方薬の半夏厚朴湯（はんげこうぼくとう）、柴朴湯（さいぼくとう）が用いられる”と記載がありますが、こんなのに薬は不要だと私は考えました。もちろん、ヒステリー球をこれまでの経験で見たことはありましたが、自分が治療したことはありません。以前の私は、こんなのは精神科って考えて診る気持ちがなかったのです。
最近では、こういった患者さんが実に多くこられるのです。こういった患者さんとは、通常では脳外科には来ないだろうと思われる患者さんのことですが、どうも私の外来に集まって来ているとしか思えません。何かの力が働いているのでしょう。
そこで、私はエネルギー治療の出番だと考えました。
『あなたの症状は、精神的なストレスが原因で起こっているものです。私は、こういった場合には薬は使用すべきではないと考えています。人間は、肉体、精神、魂（霊）から構成されているのです。霊の存在は通常意識されませんし、その存在は自分では認識できないものです。しかしながら確実に存在するのだと言われています。。。
などという説明から入っていき、霊的なパワーと精神・肉体のバランスが崩れて起こっている症状であるので、そのバランスを整えていけば必ず症状は消えていくのですと説明を続けます。そして、そのバランスを治すことのできるのがエネルギー治療と言われるもので、私にはその力があります。
気功とかレイキといった言葉は、聞いたことがありますか？ そういった治療と類似していますが、少し異なっている部分もあります。薬を使わない、体にも触れない、優しい癒しの治療ですし、副作用も一切ありません。今から、その治療をやっていこうと思いますが、よろしいでしょうか？』
「はい、お願いします。」 と、いうことで治療を始めることになりました。
実施方法は、これまでのブログで何度も記載しているごとくで、なんら変わるところではありませんが、詳細については、ブログでは話せないところもありますので、このブログの下方にある、メルマガ登録フォームから私のメルマガに登録していただければ、現在準備中のメルマガで、私のエネルギー治療 ”愛の手療法” についても詳細にお教えできると思います。是非、登録されることをお勧めいたします。あなただけに、私の秘密をお教えいたしますね。
さて、この患者さんに対して”愛の手療法”を実施いたしましたが、主訴が、食事が喉を通らないということですので、食事を実際にしていただかなければ効果のほどがわかりません。
従いまして、その後の様子を見ていただき１週間後に再診していただくことにいたしました。
その後の経過
１週間後に来られた時、彼女は言いました。
「先生、飲み込みやすくなりましたが、まだ喉に詰まることが時々あります。でも、よくなってきていますので、嬉しいです。」
さらに２週間後。。。
「先生、さらに喉が楽になりました。薬も飲まないし体にも触らないのに不思議ですね。」
『はい、こんな楽な治療で良くなるのですから本当に素晴らしいですね。あと、何回か週に１回のペースで、私のエネルギー治療 “愛の手療法”を受けていただければ、きっと完治しますよ。』
「嬉しいです！」
さて、今後が楽しみです。
また、時期を見てご報告いたしますね。
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