とある日の、私の一般外来でのことです。
結果的に飛び入りのエネルギー治療を３人にすることになりました。
その日は、午前中に２０数人の外来予約患者がおりその中に２人の新患さんが混じっていまし
た。そのうちの１人は、以前から頼まれていたエネルギー治療の方でしたが、もう１人は全くの初
診の方で、他の２人は、10年以上にわたって私がフォローしている馴染みの患者さんです。
いつものように再診の方をテキパキと診察してから、新患さんのために時間を作ります。
頼まれていたエネルギー治療の方は、３０分くらいはかかると考えていましたので、最後に回すこ
とにしてました。
患者さん１
最初の初診の方は76歳、女性
受診したその日の朝から、右後頭部に刺すような一瞬の痛みが起こり
何１０回となく間欠性に痛むとのこと。脳梗塞などの頭蓋内疾患を心配され来院されました。
こういった患者さんは、脳のCTやMRI検査は一切しません。
以前にもエネルギー治療実施済みで効果は著明で一瞬で痛みが消失した
経験がありましたので、私は、何も説明しないで診察の一環のようにして診察椅子にこちらを
向いて座っていた患者さんに
『では、ちょっと横向いてくださいね。』
と言うや、左を向いていただいて両手で頭部を前後に挟みました。
強い感性が右後頭部に感じられます。ほんの１分くらいで感性が消失しましたので
『痛みは取れたでしょう。』
と尋ねますと、
「先生が、手をかざした瞬間に痛みが消えました！！」
『そうですか。よかったですね。様子を見ていただけますか。数日で痛みが再発することも
ありますので、その時にはまた受診してくださいね。お薬は処方しませんけどよろしいです
ね。』
「はい、ありがとうございました。」
患者さんは、嬉しそうに帰って行かれました。
患者さん２
さて、２例目は10年来の私の患者さんである疾患で毎年頭部CT検査をされている患者さんで
す。１０kgほど標準体重を超えておられる６０代の女性。
両肩こりが辛いと言われたのでやはり、何も言わず
『ちょっと、横向いてください。』
と言うと、すぐに全身をさっとスキャンしてからエネルギーを通しました。１分か２分くらい。
『肩こりはどうですか？』
と聞きますと
「少し軽くなりました。」
そのあとで、
『肥満はきちんと努力してダイエットしましょうね。今日は、２０人以上の外来
患者さんが私の診察に来られていました。でも、今はたまたま時間が少し空いた
ので、少し変わった治療（エネルギー治療）とダイエットのお話ができます。あ
なたとは10年来の付き合いですがこのくらい時間をとってお話したことは無いと
思います。でも、これは神様が与えてくれた必然の機会なので、きちんと体重を
コントロールする努力をしなさいね。』
と申し上げますと、
「私も、そう思います。今日は、ありがとうございました。」
患者さん３
次の患者さんも私と10年以上の付き合いのある方です。
私が執刀した良性脳腫瘍術後でそちらは、全く問題無いのですが高血圧のフォローもしています。
そして、その時には左膝が痛くて整形外科に通っているのですが全然良くならないとおっしゃられましたので、この方にも何も言わないで
『では、横を向いてください。』
とだけ申し上げて、全身をスキャンしてから、エネルギーを感性に従って通してから局所にもしっかりと通しました。
『では、歩いてみてください。』
「先生、痛みが消えました。こんな風に膝を曲げることもできなかったのに！今は、曲げられます！！」
と言われて大変喜んでいただきました。このような感じで最近外来が混んでいてさっさと診察していかなければならない時には、癒しの「頭痛治療室」へと移動する時間ももったいないことが増えてきました。その時には、さっさとエネルギー治療を一般外来診察室でそのまま実施と云うことが多くなってきました。
私のエネルギー治療も一段とパワーアップしているのが自分でもしっかりと感じられます。
さて、ちょっと長くなりましたので最後のエネルギー治療予定で来られた方に着きましては次回にいたしますね。
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