インタビュー(第1回):なぜ脳外科医師の私がエネルギー治療をするようになったのか?  

インタビュー

ある出版会社さんからインタビューを受けました。そして、記事を書いていただきましたので、その紹介をさせていただきたいと思います。第1回〜第3回までのシリーズです。第3回まで私のブログで紹介させていただいてから、最終回で、その記事全てが掲載されているURLをご紹介いたします。このブログに記事を掲載することにつきましては、その出版会社さんから許可を得ております。

はじめに

愛媛県 で脳外科の医師でありながらエネルギー療法や催眠療法を取り入れてさまざまな病気の治療で成果を上げている愛せる母(あいせるぼ)・スピリチュアルクリニック院長の白石俊隆さん。
 最初は西洋医学の医師として、勤務していた病院で1000件以上もの脳神経外科手術を経験したといいます。
 そんな西洋医学のスペシャリストがなぜ、「エネルギー療法」「催眠療法」をいま手がけているのか? 
 西洋医学のエキスパートだからこそ追い求めたさらによい答。探し求めた道のりとさまざまな療法との出会い。さらには、気になる効果についてもきいてみました。

西洋医学での模索の日々

――先生は脳外科医であると同時に、エネルギー治療と医療催眠も行われます。非常に貴重なセラピストでいらっしゃいますが、まず西洋医学の医師を目指した動機はなんですか?

 

 最初に言いますが、私は医者が嫌いでした。だから医者になりたいと思ったことなどありませんでした。父親は美術の教師で、母は一般的な程度に教育熱心だったと思います。親族に医師はいません。

 

 子どもの頃から自然や生きものが大好きで、中学生のときは天体観測に夢中でした。高校時代は有名進学高校で一生懸命に勉強し、大学受験を控えて進路に悩みました。いろいろなことに興味がありましたが、なかでももっとも興味があったものが「生命」そして「人間」です。

 

 その興味を突き詰められる職業として医師を選びました。なかでも人間を、その人たらしめる脳を扱う脳神経外科の道に進んだのです。

 

――医師として忙しい毎日を過ごされていた中で、エネルギー治療に興味をもった理由を教えてください。

 

 勤務医として1000例以上の脳神経外科手術を経験しましたが、医師の仕事を突き詰めれば突き詰めるほど、生命の謎も深まるような気がします。手術でよくなる人もいますが、よくならない人もいる。

 

 自分が手がけている西洋医学では解決できないことがたくさんあるという事実を、より身近に実感します。また、一度治っても繰り返し病気になる患者さんも少なくありません。

 

 医師には病気を根本的に治す力、患者さんを本当に健康にする力などないのだと思うようになりました。

 

エネルギー療法との衝撃の出会い

多くの疑問を抱えていた私がエネルギー治療に出会ったのは2014年のことです。医学や生命について模索していた私は、あるエネルギー治療を目の当たりにする機会を得ました。

 

 そして、その効果に心から驚きました。まさに衝撃の出会いでした。実際にこの目で見て、真剣に勉強し実践してみて、目に見えない力の存在を確信しました。

 

 エネルギー治療を続けているうちに、この宇宙に満ちている生命というものの謎が解けたような気がします。エネルギー治療を手がけることで、私は本当の医者になれたと思います。

 

――実際にエネルギー治療を始めてみて、いかがでしたか?

 

 正体不明の不調に悩む人々を救えるようになりました。慢性的な頭痛やめまい、耳鳴りに悩む人は多いです。体のあちこちの痛みや痺れもそうです。

 

 そのような症状の多くはエネルギー治療によって本人の自然治癒力を引き出すことで解決していきます。また、うつ病やパニック障害などの症状にも大きな効果を発揮します。

 

 これらは最初に学んだグループでも見聞きしていたことですが、自分が経験するとさらによくわかります。そして、日々学びが深まり、治療の手法も研ぎ澄まされていきます。

 

 クリニックに来院できない患者さんには、遠隔治療もできます。目に見えたり、手で触れられたりする物質ではなくエネルギーですから、触らなくてもやりとりができるのです。

 

 患者さんは、診察中やエネルギー治療中に涙を流されることが時々あります。それは、魂に触れるエネルギーを感じられた瞬間だろうと思います。

 

 涙を流された患者さんは必ず良くなること間違いなしです。私も良く患者さんと一緒に泣くことがありますが、魂同士が触れ合い、共鳴すると自然と涙が出るのだと感じます。

 

 今の私は、エネルギー治療と出会った当初よりも高次の神からのエネルギーを受け、強力なエネルギーを扱えるようになったことを確信しています。

 

――催眠療法を手がけるようになったきっかけはなんですか?

 

 これもまた、不思議な出会いでした。

 

さらなる催眠療法との出会い

エネルギー治療に出会って2年ほどした頃、facebookでいつの間にか友達になったと思われる面識のない医師からご自身が主催するセミナーに参加しませんかと誘われて直ぐに参加しました。

 

 ずっと以前から、催眠には興味がありましたし、すでに目に見えない世界の存在や、その可能性は熟知していたので、催眠療法の素晴らしさもすぐにわかりました。

 

 痛み病気の原因は、今世の幼少時期、胎児期、あるいは過去世などといった過去にあることが多く、催眠療法は過去へのアプローチに特に効果を発揮するように感じています。

 

 手かざしなどのヒーリングは外から流すエネルギーであり、催眠は内からのエネルギーの流れです。

 

 どちらがいいということではなく、内と外のバランスがとれた状態が最高。その意味でも、催眠療法を学べたことは大きな成果でした。

 

 診療では患者さんとじっくり話し、症状や患者さんの考えを聴きながら、どのようにアプローチするのかを決めていきます。

 

 ときには1人の患者さんと数時間話すこともあります。エネルギーのやり取りをするためには、互いがわかりあうこと、信じあうことが大切です。

 

 私が医師だからといって、一方的に上から話すことはありません。それでは良い治療、本物の癒しを行えるわけがありません。私は偉そうな医者が大嫌いです。

 

――西洋医学とスピリチャルな癒しの関係、バランスとは…。

 

 スピリチュアルの癒し手のなかには、西洋医学を敵視している人が少なくないように思います。けれども目の前の患者さんの悩みを解決するために、西洋的な医学の治療が必要なこともあります。

 

 現在一般に行われている医学の知識がなければ、その見極めはできません。見極めるスキルがない者が自分の知識や経験の範囲だけで患者さんを治そうとすると、間違った方法や足りないことが出てきます。

 

 すると「民間療法に頼ったから悪くなった」「スピリチュアルな治療は怪しい」「危ない」「偽物」といわれることにつながります。

 

 そういった治療を受けた患者さんだけでなく、誠実に正しい治療を続けている人たちにとっても大迷惑です。

 

 「治療」というからには、今の世で求められている専門の知識とスキルがなければいけません。私が「どんな症状でも診ます」というのは、西洋医学の専門家としてのベースがあり、そのうえにエネルギー治療と催眠治療の知識とスキルを身につけているからです。

 

 一般の病院で「薬漬けにされた」「検査ばかりして全然よくならない」といってスピリチュアルな治療に向かう患者さんがいます。

 

 しかし、スピリチュアルな世界でも、霊的なことをいって不安を煽ったり、一部外科的な治療が必要なのにそれをさせず(もしくは気づかず)、悪化させてしまったりということも起きています。

 

 西洋、東洋、スピリチュアルに関わらず、それを手がける人間の本質が大切です。患者さん一人ひとりに真摯に向き合うのは当然として、自分にできないこと、わからないことは正直に言うこと。

 

 そして、他の治療に対してむやみに批判しない公平な態度と広い視野。そのうえで、本当に患者さんのためになる治療法をバランスよく取り入れられることが重要だと考えています。

 

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